配列などの各要素を巡る抽象化はイテレータだよ
抽象化の役割分担がわかりやすいRustで説明すると
今回の各要素の順番を逆順にしたベクタを作る関数はこうなる

fn reverse_value<T: Clone>(input: &[T]) -> Vec<T> {
input
.iter() // 各要素への参照を巡るイテレータ
.rev() // それを逆順に巡る
.cloned() // 各要素への参照から値を複製して値を得る
.collect() // それらの値を今回は返り型で指定のVecへ収集
}

このイテレータは各要素への参照(ポインタ)を動かしていくので
今回のように値を複製したい場合は.cloned()が必要となる
それを無しにすると以下のように各要素への参照のベクタが得られる

fn reverse_reference<T>(input: &[T]) -> Vec<&T> {
input
.iter() // 各要素への参照を巡るイテレータ
.rev() // それを逆順に巡る
.collect() // それらの参照を今回は返り型で指定のVecへ収集
}

このように抽象化された各パーツを組み合わせることで
可読性と安全性と高速実行を両立させている