>>540

Whataboutism(ホワットアバウティズム[1]、ワットアバウティズム[2]、ワタバウティズム[3])は冷戦時期においてソビエト連邦(ソ連)が対西側諸国で使用したプロパガンダの手法(英語版)。ソ連が批判されたとき、その返事が「(西側諸国における事件を挙げて)〜こそどうなんだ?」(英: What about...)になることから名づけられた[4][5]。いわゆるお前だって論法[6]、つまり相手の論点に直接反論せず、相手の言動が主張と矛盾していると指摘して相手の論点の信用をなくそうとする論理的誤謬の一種である。Whataboutismの論者のことは “Whataboutist” と呼ばれる[7]。

ソ連崩壊が迫る頃にはソ連当局がこの類の応答をすることは広く知られていて、当局のプロパガンダ的応答の代表的存在でさえあった