>>76
たとえばATMについて
当時マルチメディアデータをどうするかってのがホットで、
その主役となるのがATMとされていたんだが、
一方で問題点も指摘されていた。1パケット長が妥協の産物で無意味とか。
マルチメディアというテーマで議論した場合、
これはほとんどの人間がマルチメディアが大事だってのは異論がなかったわけで、
その先、なにが主役となるのか、何が根本的な解決策なのかってのが議論の本筋。
タネンバウムはATMをpushしたわけだが、こけたわけだ。
べつに流行る流行んないはいいんだが、問題点を看破できなかったのが問題。

分散OSもマイクロカーネルもおなじ。方向性は正しいというか、
世の流れを語ってるにすぎない、
問題はいくつもある方法論のうちのダメになるものばかりpushしつづけること。
これって先見性がないってことの傍証だろ。