学校で教える事の定義の一つに広義の常識を育む事と
社会に出てから必要な知識ってのがあるけど現状のUnixは残念ながら当て嵌まらないんだよね

町のパソコン教室がウィンドウズの動作とオフィスの機能を教える事でなりたっている昨今
シェルやコンパイラの使い方、プログラミング出来る事が
現実の仕事と直結する人が少ない以上学校に採用されるのはかなり厳しいだろう

車だって車好きを自認する人はマニュアルって人が多いけど
世間ではダルだが便利なオートマに駆逐されてしまっている
道具としてクルマに乗っている人間からすれば車載工具までスナップオンの工具である必要も無いし
乗らないマニュアルのクルマの所作に慣れる必要も無い
勿論慣らし運転や暖気やチョークの知識なんて要らない
Windowsのダブルクリックで全部済んでしまう利便さが
不安定で穴の多いという欠点を凌駕していているのはオートマに通じる物がると思ってる

超初心者にWindowsの標準のエディタであるメモ帳を立ち上げて
適当に文字打たせて保存させる行為を教えるのと
viを立ち上げてコマンドモードの切り替え&文字保存をさせる行為では
労力に差が有りすぎるし超初心者には取っつき難い所がある

何故viかと言えばemacsが乗ってないシステムがあるかも知れないという
古くさい考え方に依るからなんだけど、こういう考え自体無用であるべきなんだよね
インクリメントサーチが充実してるだのキーボードで素早く処理が全部出来るだのの話は
道具を越えた興味が湧いたその後にあるべきで前にあってはいけないと思う