ディレクトリを同期する

 ディレクトリを同期したい場合は、「rsync -av 同期元/ 同期先/」のように指定します。同
期先のディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。

 「-a」は「アーカイブ」を意味するオプションで、サブディレクトリが存在した場合は、
「そのディレクトリも処理する(再帰処理)」「パーミッションやファイルのタイムスタン
プを保持する」「シンボリックリンクをシンボリックリンクのままコピーする」などの動作
となります。

 ファイルのサイズとタイムスタンプが同じ場合は「更新されていないファイル」とみなし、
コピーから除外されます。チェックサムで比較したい場合は「-c」オプションを併用して、
「rsync -acv 〜」のように指定します。「-v」は、動作中の内容を表示するオプションです。
コマンド実行例

rsync -av 同期元/ 同期先/

(2つのディレクトリを同期する)(画面1)