「こんな酷い経験をしたのだから、怒りの感情が噴き出て止まらないのも当然だ」
という方向に向かわないとね

消すとか抑えるとかは悪い意味での抑圧だし
「そうしなければ」と思うってことは、まだまだ自分でも受け止めきれずに事実の否認に走ってしまってるということ

もちろん否認に向かうのも回復過程においては当たり前に起きることなので
この感情についてもやはり否定的にならずにフラットに受け止めるという姿勢が大事

キューブラー・ロスの唱えた「死の受容の5段階」と同じことで、回復の過程は決して一本道ではなく、実にさまざまな段階がある

「今は怒りの感情が出てしまう時期なんだな」と認めて許容して行けば、そこで変に留まりすぎずに次の段階に移りやすくもなるはず