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大西巨人 第八楽章 [無断転載禁止]©2ch.net

2017/01/17(火) 00:12:53.03ID:aVuyproT
前スレ「大西巨人 第七楽章」
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1285096501/

「大西巨人 第四楽章」
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1135568194/

「大西巨人 第三楽章」
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1052743508/

「大西巨人」
http://book.2ch.net/book/kako/1002/10029/1002904964.html
2023/10/17(火) 11:42:06.20ID:sNk3IBZM
ストーリーや内容だけ知りたいんだったら漫画でもいいかもしれんが
俺は大西さんのあの硬質で精密な文章・文体自体が好きなので
当然のことながら小説じゃなきゃ駄目なんだよな
2023/10/20(金) 00:23:54.77ID:tZTA1spy
(>。<;)/ ⌒-~ ポイ!
2024/02/13(火) 18:15:41.60ID:YamQfMw5
>>64
独特な文章だもんな
67吾輩は名無しである
垢版 |
2024/03/30(土) 00:03:57.12ID:RmhMzNVI
大西巨人論―マルクス主義と芸術至上主義
山口 直孝【著】
幻戯書房(2024/03発売)
68吾輩は名無しである
垢版 |
2024/04/20(土) 23:02:52.63ID:UxEOfiwU
神聖喜劇: 長編小説 (第1巻) (光文社文庫 お 9-5)
光文社 (July 1, 2002)
578 pages

神聖喜劇 第2巻 (光文社文庫 お 9-6)
光文社 (August 1, 2002)
538 pages

神聖喜劇 (第3巻) (光文社文庫)
光文社 (September 10, 2002)
544 pages

神聖喜劇: 長編小説 (第4巻) (光文社文庫 お 9-8)
光文社 (October 20, 2002)
495 pages

神聖喜劇 (第5巻) (光文社文庫)
光文社 (November 12, 2002)
510 pages
2024/05/18(土) 01:31:08.51ID:74qu3LVr
直木賞をとれなかった名作たち
小谷野敦
筑摩書房
発売:2023/01/14

瀬戸内晴美「いずこより」1972/夏樹静子「蒸発 ある愛の終わり」1972/辻邦生「背
教者ユリアヌス」1972/素九鬼子「旅の重さ」1972/深沢七郎「盆栽老人とその周辺」1973/
川上宗薫「流行作家」1973/吉村昭「冬の鷹」1974/星新一「祖父・小金井良精の記」1974/
コラム城山三郎の政治的立場(直木賞こぼれ話3)/コラム半村良の「市井もの」/コラム長部日出雄の
「転向」/有吉佐和子「複合汚染」1975/コラム佐木隆三と筒井康隆/曽野綾子「木枯しの庭」197
5/萩原葉子「蕁麻の家」1976/高橋たか子「誘惑者」1976/島尾敏雄「死の棘」1977/中野
孝次「麦熟るる日に」1978/竹西寛子「管絃祭」1978/橋本治「桃尻娘」1978/大西巨人「神
聖喜劇」1978/灰谷健次郎「太陽の子」1979/笹沢左保「詩人の家」1979/中村光夫「グロテ
スク」1979/野口冨士男「散るを別れと」1980/戸川猪佐武「小説吉田学校」1980/青山光二
「われらが風狂の師」1981/西村寿行「老人と狩りをしない猟犬物語」1981/ふくださち「百色メ
ガネ」1981/コラム「二人受賞」の明暗/立松和平「蜜月」1982/コラム向田邦子、田中小実昌、
林真理子……/富岡多恵子「波うつ土地」1983/コラムつかこうへいと唐十郎/赤川次郎「ヴァージ
ン・ロード」1983
2024/05/19(日) 01:57:43.46ID:0x3XVrBD
安井海洋
鷗外「於母影」、上田敏『海潮音』など明治の翻訳詩から始めて近代日本
詩史を辿り直していると自ずからロマン主義にぶち当たる。ロマン主義文
学とは「成熟した幼稚さ」であって、戦後には大西巨人と大江健三郎にお
いて花咲き(大西曰く「革命的ロマンティシズム」は重要な概念)、その
後がない。
2024年5月16日

A.Hashimoto
本日の別学科向け講義で、「虎に翼」と大西巨人はテーマが通じるね、と
話しました。法律を自分のものとして戦っていく姿勢。
寅子のモデルの三淵嘉子さんは1914(大正3)年生まれなので、大西巨人
と2歳違いの同世代人なのですよね。
この機に『神聖喜劇』も読まれたらな〜。
2024年5月10日

ころ
安部公房『題未定 安部公房初期短編集』(新潮文庫)、大西巨人『春秋の
花』(講談社文芸文庫)。大西の他に誰が山本常朝『葉隠』や田能村竹田
『屠赤瑣瑣録』を詞華集に採録しようとするだろうか。吃驚してしまっ
た。
2024年4月6日
2024/05/20(月) 22:01:40.09ID:02IGMYWE
照る日曇る日
2024年4月20日
日本人と漢詩(106)
◎江馬細香と大西巨人

 日本の戦後、しばらくしての文学は、ロシア革命後のアバンギャルド
を始めとして、様々な潮流があり、今日《こんにち》から見ても、興味
深い。その「戦後」が落ち着いた頃「新日本文学」系の潮流の集大成と
いうべき作品の一つが「神聖喜劇」なのではないか?

 田能村竹田はじめとする多くの漢詩を引いているように、「漢文」と
いう表現法は、性格上、この小説に似合っていると言わなければなるま
い。ここでは、小説に載った江馬細香の七絶から…
別後贈人
ー點愁燈夢屢驚
耳邊所觸總關情
尋常蕉雨曾聞慣
不似今宵滴滴聲
2024/05/31(金) 19:26:26.39ID:D+2KC9S6
ぬらりひょん
早わらびの味にも似たる乙女なり 遠藤周作
一月や川にみなぎる海のいろ   戸板康二
栗焼くや美濃と近江の国境ひ   中村真一郎
波紋波紋寥寥と波紋水すまし   大西巨人
障子洗ふ上を人声通りけり    松本清張
朝焼けの溲瓶うつくし持ち去らる 結城昌治
(続)
2024年5月27日
2024/05/31(金) 19:56:11.46ID:D+2KC9S6
我々団
新左翼某派に学ぶ
2020.1.1 外山恒一

 革マル派を悪く云う者は、彼らが革命を無限の未来へと追いやって、結局のところ現在は何も
しないことこそが革命的であり、何かやるような連中は(余計なことをやって要らぬ弾圧を招く
ばかりなのだから)すべて反革命である、というようなトンデモ理論に凝り固まっていると見
る。しかし実際、(マルクス主義的には)革命は“無限の”とまでは云わないとしても、かなり先
の話であるはずではないか。(マルクス主義によれば)封建制が成立してから打倒されるまで軽
く1000年は要している。封建制と違って資本制が“速い”システムではあるとしても、フランス革
命からたかだか200年、300年ぐらいで共産制に移行しうると考えるほうが能天気というものだ
ろう。たぶん革マル派は、革命は500年ぐらい先のことだと考えており、それまでは、その革命
の瞬間に巨姿を鮮明にする予定の“正しい共産主義者の組織的結晶体”である自派を、次々と登場
するニセの革命派組織をいちいち撲滅しつつ、ひたすら拡大していくことだけを考えている。い
やー、まったく正しい。そんな、自分自身どころか孫の世代さえ享受することはできないだろう
革命のために、一体どんなモチベーションで(敵対党派に殺害されたりさえしながら)献身的に
頑張れるのか、現世にしか興味のない俗物の私などには理解不能だが、何かとてつもなく崇高な
ものは感じなくもない。

もちろん
スガ氏は私以上に頑固な反・革マルで、革命を何百年も先の話だというそれなりに正しいマルク
ス主義解釈を前提とすれば革マル派が正しいが、そうではなく、革命を“今・ここ”に生起しうる
ものと見なす立場に立てば(というか立って初めて)、革マル派とは違う路線を選択しうると論
じているのだと私は解釈している。そしてもちろん私もその立場であり、かつ、スガ氏の願望に
は反して、革命を“今・ここ”に生起しうるものと見なすことによって成立する革命論はマルクス
主義的なものではなく、ファシズムでしかあり得ないと考えているわけである。
2024/06/15(土) 13:00:38.58ID:GqFzbBH/
大西巨人
https://web.archive.org/web/20031228224436/http://book.2ch.net/book/kako/1002/10029/1002904964.html
2024/06/29(土) 04:02:32.65ID:fKd8saYy
ishi nori
こんな時に何回も読んでいる、大西巨人が戦後2年に書いた文章。
死ぬときただの物質に化すが、それゆえにそれまでの虚無を充す勇気みた
いなこと。
ほど遠い現状だけれども忘れないように、、
2024年6月6日

古書からたち
瀬戸内海の通信状態のわるいところにいて書きそびれたが昨日は石田民三
監督の誕生日だった。生誕を祝していますぐDVDの予約を(7月17日発
売)!
写真はETV特集「神聖喜劇ふたたび 作家大西巨人の闘い」(2008)より
大西のビデオ棚。キネマ倶楽部の『花ちりぬ』がある! と慌てて録画した
もの。
2024年6月8日

ishikawa_eiji
水道橋駅に近いN書房で小家人1号と待ちあわせ。国語国文の専門店で、滅
多に買い物をしなかったけれど、長編小説好きの友人に勧められて、大西
巨人「神聖喜劇」を読み始めて直ぐに、竹谷長二郎『
文人画家田能村竹田―「自画題語」訳解を中心に』を購入したのは懐かし
い思い出。
2024年6月26日
2024/07/03(水) 01:17:58.66ID:ym/iL2sr
山口直孝
昨日届いた『昭和文学研究』第75集。杉山雄大「一九四七年・大西巨人の
スタートラインーーヒューマニズムと展開する我流虚無主義の精神」が掲
載されています。杉山さんは、二松学舎大学大学院生博士課程前期に在籍
中の若手で、大西巨人を研究中。今後も論考を発表して行く予定です。
2017年9月12日

北烏山編集室
大西巨人のこの本はアンソロジーで、言わば大西版「折々のことば」。寝
る前にパラパラ読んでいるのだけれど、中野重治の「おれは上り坂を上っ
ていくぞ。『死』のことはわからぬ、わからぬけれど上り坂だ。」という
言葉に出会って、体がしゃきっとする。2/n
2024年6月30日

ねんぶつ
山口直孝『大西巨人論』より「個を超える正しさ―『神聖喜劇』の更新が
意味するもの」を読む。

「記述の更新は、作者の持続力と同時に、主人公東堂太郎の生の延長を指
し示している。(中略)五十代になっても生き方はまったく変わらずにい
るらしい。」(164ページ)

おお!東堂太郎、そうだよな。
2024年7月3日
2024/08/17(土) 19:47:55.25ID:gBJ2UdUA
朝日新聞デジタル
折々のことば:3169 鷲田清一
2024年8月8日

 花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹(ぼ
たん)重たく萼(がく)をはなるる

 (木下利玄〈りげん〉)

     ◇

 明治・大正を生きた歌人の歌。死を間近に
した作家の大西巨人は、病室を訪ねた妻・美
智子と顔を合わすなり、この歌を口にした。
2024/08/25(日) 21:47:35.29ID:sUDy97UR
知らざあ言って聞かせ太郎
『蠣崎波響の生涯』読み始めたけど、これといい木村蒹葭堂といい中村真
一郎の仕事はやたら田能村竹田にこだわる大西巨人とパラレルな気がする
2024年8月10日

しずない☮
話は変わるけれども、かなり前に大西巨人と渡部昇一の間である病気に関
して論争が起きていたのを思い出したり(渡部の地金が出るのは、このあ
たりから)。
渡部の主張はガチで差別と言われても当然の話だったと思う。
2024年8月18日

小川紘輝
山口直孝『大西巨人論』を読んで小林祥一郎(新日本文学や平凡社の太陽
の編集長)を知ったのだが、松岡正剛が小林の著書『死ぬまで編集者気
分』を取り上げていた。
千夜千冊ってこういった出版史を雑に知るにはいいメディアだな。
2024年8月22日
2024/08/31(土) 23:27:49.47ID:U8T+jvna
rootsy
みんなSNSにうんざりし切っているところだろうけど、私は95年に受信した「wwwでひとりひと
りが発信者→人類がネクストレベルに!」というカルフォルニアンイデオロギーの能天気な部
分をいまだに信奉しているので、あれもこれもそのプロセスなのだ、まだ30年だ、300年後を
見ろ、という負け惜しみにいまなおしがみついている。
その思想を受け取った土台には93年の「いつか誰もが花を愛し歌を歌い、返事じゃない言
葉をしゃべり出すのなら」があって、あのとき「”返事じゃない言葉”かー!」と受けた衝撃がい
まも消えないので、お花畑と指差して笑われても、そりゃーこちとらお花畑なので…という自覚
くらいはある。
現実にはその後30年かけて、ネットは、人類はただただ醜悪になっていっただけだった。この
期に及んでもまだ「これは膿を出してるプロセスなのだ」と唱え続けているのだから、好転反
応なる概念を信じて民間療法を続けて死んでいく人や、もしくは残留日本兵みたいなあり
さまだ。そういう人生を、生きています。
2024年8月31日
2024/09/08(日) 18:31:06.08ID:OhTjeRhf
桜餅の葉
正義依存のやつを見て思うけれど、個人的な格率として持っているとき
と、対外的に発表したときで毛色が違ってくる主張があるということを分
別する必要があるのかもしれない。大西巨人とかこの手の、書くことの倫
理について厳しい人で、主張自体は違うけれど類似の問題に三位一体の神
話で少し触れている
2024年8月29日

つまるところ、大西巨人が『三位一体の神話』で書いたように、それ自体
では倫理的に全く問題のない個人的な格率でも、対他的に公開することで
危うくなりうるということの一つの例なのかもしれない
2024年9月4日

S世代老人
浦高には赤人君問題を通して生徒が主体的に高校の「入口」の平等に関す
る議論を行ってきた歴史があると思います。教育委員会の方には大西巨
人・赤人の名を知らぬ方もいらっしゃるかもしれませんが、時代の波とは
関わらない本質的な平等談義を真摯に続けてきた高校生たちの系譜を彼ら
に示して下さい。
2024年9月4日

y.s.
別の資料を探してたところ、大西巨人に宛てられた博士過程時代の国分功
一郎の手紙をたまたま見つけた。『縮図・インコ道理教』についてでコピ
ーをもらった湯地朝雄は「今のアカデミズムにもこういう人がいるのは心
強いことだと思います」と絶賛してる。今の国分を考えると???という
感じになってる。
2024年9月6日
2024/09/16(月) 19:27:23.19ID:mjwde0kv
GORO通信
2009年7月 3日 (金)
ソルジェニツィンは面白い

 彼の作品の魅力はいろいろあるが、なんと言ってもその基底には十年以上に
及ぶ彼自身の収容所体験がある。彼の描写は十九世紀ロシア文学のリアリズム
の伝統を受け継ぎ、克明で生彩がある。その筆には共産党独裁権力の非人間的
暴政への激しい怒りや抗議がこもっている。そしてその反面には人間への愛
情、殊に同胞であるロシアの民衆への親愛感がみなぎっている。彼は苛酷な収
容所生活を通じて人間観察を深め、独自の骨太いヒューマニズムを育てていっ
たようだ。読んでいくと、人間への深い凝視と愛情が生み出した、すぐれた作
家だけが表現できる印象的な文言に幾度か出会う。

例えば、彼は一目でその人間が心を許せる人間か、そうでないか(密告者)
を見分けることができたと書いている。そしてその判断は一度も誤らなかった
という。収容所での厳しい生活ではこの種の観察眼は生き延びるために必須な
ものだが、また一流の作家なら必ず身につけている能力でもある。収容所とい
う人権が踏み躙られた環境でも、人間はやはり人間であり、人間らしさを求
め、また発揮するものであることを彼の文学は伝えてくれる。それは我々の心
に力強い希望を与えるものだ。人は何によって生きるのか、人間の生活で大切
なものは何なのか、そんなことをソルジェニツィンの描く囚人たちは語りかけ
てくるのだ。

 実は私は長編小説を昨春より執筆中なのだが、ソルジェニツィンの作品はい
ろいろと参考になる。収容所ではないが、私の小説の主人公も一種の拘束され
た状況のなかにいて、苦闘している。「神聖喜劇」の場合も主人公が軍隊とい
う拘束状況のなかに置かれていて、参考になった。この世で生きるということ
は何らかの拘束状況のなかを生きるということのようだ。ソルジェニツィンの
作品から抑圧に抗する精神のありよう、抑圧された者たちの連帯のありような
どを学ぶことができる。
2024/09/22(日) 17:04:37.34ID:HxyR7b13
荒木優太
Tom Shachtman, American Iconoclast(2011)。エリック・ホッファーの
誕生日は本人の申告によって長らく1902年7月25日だと思われてきたが、
死後の研究のなか、1937年の社会保障制度に入るための申請にて1898年
を誕生年としているのが発見されたそうだ。
2022年2月20日
2024/10/05(土) 15:34:53.46ID:dezh/vnq
ねあ / NY
私は絓さんと親しくお話したことは数度しかないのだが、『「超」言葉狩
り宣言』でキム・チョンミ(金靜美)の『水平運動史研究』を高く評価
し、「俗情との結託」(大西巨人)を批判して差別論で「二重の闘争」を
唱えた人が名前を連ねて特に違和感のない声明だと思いましたね。
2024年9月22日

入谷栗秋
戦時中対馬要塞にいた大西巨人の証言に依れば
仰角一杯にした三八式野砲を高射砲がわりにしてたとかしてないとか
2024年9月30日
2024/10/06(日) 15:55:42.39ID:2w+Lu7sT
独り言a.k.a発達障害を自称する可愛そうな人間\(^o^)/
ちなみに渡部昇一が訳していた『人間、この未知なるもの』のアレクシ
ス・カレルって相当にヤバい人物だったんだな、、、いまググって
改めて知ったよ(無知ですみません)、、
2017年4月18日

渡部昇一(1930年10月15日 - 2017年4月17日)
翻訳
アレキシス・カレル『人間-この未知なるもの』三笠書房 1980年 のち度々新版、知的生き方文庫

アレクシ・カレル(Alexis Carrel, 1873年6月28日 - 1944年11月5日)は、フラン
スの外科医、解剖学者、生物学者。1912年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

1939年、カレルは『人間 この未知なるもの』を執筆しベストセラーとなる。これは、選りすぐりの指導階層の形成を確保するこ
とで、そして優生学の分野で当時流行した、選択的優秀者教育を行うことで、弱者を含む社会全体をより良くするという趣旨の
ものであった。彼は社会的弱者の過保護を容認せず、精神薄弱者・犯罪者を生み出す元凶として社会組織の巨大化と画一化を挙げ、徒な
大衆化は却って指導者たるべき人物の発達を阻害すると主張した。

『人間-この未知なるもの』 桜沢如一訳、岩波書店、1938年。
『人間-この未知なるもの』 桜沢如一訳、角川書店:角川文庫、1952年9月。のち改版
復刊『人間—この未知なるもの』日本CI協会、1979年。マクロビオティックの普及団体
『人間 この未知なるもの』 渡部昇一訳、三笠書房:知的生きかた文庫、1992年5月。のち電子出版
『熱き想いの日々-遺された天才の断章』 中条忍訳、春秋社、1984年10月。
『人生の考察』 渡部昇一訳、三笠書房、1981年11月。原著 Reflections on life, 1952
『生命の知恵』 杉靖三郎、大竹健介訳、日本教文社。1957年。
『ルルドへの旅』 稲垣良典訳、エンデルレ書店。1958年。カソリック出版社
『ルルドへの旅・祈り』 中村弓子訳、春秋社。1983年、新版1998年
『ルルドへの旅 ノーベル賞受賞医が見た「奇跡の泉」』 田隅恒生訳、中央公論新社:中公文庫。2015年12月。
2024/10/19(土) 18:37:22.00ID:9Ryzxarw
倉数茂 「再魔術化するテクスト ──カルトとスピリチュアルの時代の文化批評」文学+WEB版で連載中
自分も韓国現代文学の翻訳が次々に出るようになってから読み始めた浅い
ファンなんですが、韓国の小説を読んでいて一貫して感じるのは、ある種
の真面目さ、真剣さ、誠実さなんですよね。斜に構えずに、歴史や社会や
個人と向き合う。それでいて仰々しくはならない。
2024年10月11日
2024/11/28(木) 11:56:06.28ID:/puQyH0T
全集まだ?
2024/12/19(木) 22:38:04.16ID:EP387bvw
ミルいおじいちゃん改造中 富士山
私は、五十年問題の根本については、大西巨人氏の意見が正しかったと、
理解しています。
2024年12月18日
2024/12/24(火) 21:57:58.34ID:aVVRGssJ
代表作
『神聖喜劇』 (1978年)
『三位一体の神話』(1992年)
2024/12/30(月) 21:58:21.35ID:AbUF+9Jd
ミスター
最近やってないが年末年始は大西巨人の『神聖喜劇』を読み直すのがルー
ティンである
2024年12月26日
2024/12/31(火) 10:28:26.65ID:Q7PZ3XHv
>>88
初めて存在を知ったのが「三位一体の神話」だったので
個人的な思い入れは強い
2025/01/01(水) 05:52:25.57ID:+x06NqM2
あけましておめでとう
2025/01/02(木) 16:49:13.21ID:M0wptB1G
ねんぶつ
2024年に読んだ本ベスト(読了274冊)

1.大西巨人論/山口直孝
2.布団の中から蜂起せよ/高島鈴
3.無意味なものと不気味なもの/春日武彦
4.小説/野アまど
5.この世にて/日和聡子
6.父の詫び状/向田邦子
7.行儀は悪いが天気は良い/加納愛子
8.ま・く・ら/柳家小三治
9.漢字と日本人/高島俊男
2025年1月1日
2025/01/03(金) 18:02:54.95ID:IFvibI4m
野菜健一
梶原麻衣子「『“右翼”雑誌』の舞台裏」を読んでいると、大西巨人が何か
で書いていた「真っ当なイメージのある左翼の論客は編集者である自分の
原稿依頼に高飛車な態度で応じてきたが、逆に粗野だと思われがちな右翼
の論客は礼儀正しく応対してくれた」みたいなエピソード(うろ覚え)を
思い出した
2025年1月2日
2025/01/06(月) 20:24:16.07ID:q+e+L8Fn
モルヴェリッチ
大西巨人「神聖喜劇」読み終わった。最初から最後まで、ほとんどずっと
面白い。第八部の、「模擬死刑の午後(続)」とか、よすぎる。あと最初は
単なる野蛮な上官かと見えた大前田の人柄が、話が進むごとに興味深くな
ってくる
2025年1月5日
2025/01/08(水) 21:56:35.75ID:TGPk3kbJ
KNM
大西巨人経由で知った五島美代子。NDLDCで第一歌集「暖流」を眺めてい
たが好きかもしれない。
2025年1月8日
2025/01/11(土) 17:35:11.31ID:JjwVoZMM
https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/0100477494/0100477494.pdf
2025/01/13(月) 03:06:35.29ID:nvnqzE2B
Ryu ITOSE
ユンガーと東堂太郎(大西巨人)が異なるのは軍隊内階級からしてそうだ
が(ユンガーはいわば村上少尉である)、この所"In Stahlgewittern"を読み
思うのは、食べ物が違うなということと、東堂があくまで軍隊内の論理を
貫こうとしたのに対し、ユンガーはその論理を突き抜けて戦争自体に対峙
したことかと
2019年10月9日
2025/01/13(月) 20:50:39.94ID:nvnqzE2B
山口直孝
大西巨人の紹介記事、こちらは第2回。浦和高校入学拒否事件や渡部昇一
の優生思想の主張に対する厳しい批判が取り上げられています。「不条理
に直面しても自ら立ち向かっていく『筋力』」を持つ「奇矯な人」という
大西赤人さんの言葉は、言い得て妙と感じました。私もいっそう「筋力」
を鍛えなければ。
2024年12月22日
2025/01/21(火) 03:14:45.44ID:91dkn2gh
明石吟平
大西美智子の『巨人と六十五年』(2017年光文社刊)に、漱石の作品で(今現
在では)何が好きですかと、著者が高齢の夫に聞く箇所がある。『それか
ら』ですか『門』ですかと聞く妻に対して、やまいの床に臥す大西巨人
は、今はまあそこらへんにしておこうか、とようやく応える。

渋い。しみじみと…渋い。
2025年1月20日
2025/01/23(木) 21:58:48.57ID:0Tr0ID5k
冬泉
石の花はバジョーフの作では美や芸術の喩で、とりつかれると人としては
むしろ抜殻(人でなし)になってしまう危険で魅惑的なもの。
自己表現や自己拡張を本意としたまま大成した文学者はあるかという穂村
さんの問いに菱川善夫は言下に無いと答えたという話、大西巨人の真剣さ
という夜景さんの話も、
2025年1月21日
2025/01/27(月) 19:08:17.48ID:NPL4eOtO
山口幹太
そういえば今日バイト先(古本屋)で「整理」した本に大岡昇平の対談集
があってそのなかで大岡と大西巨人が黒島伝治にふれていた。大西はとも
かく大岡も読んでるんだと思った
2025年1月24日
2025/01/28(火) 19:57:04.41ID:EMXNfTnO
「文学=芸術を政治や制度ーー社会と民衆とから切り離さうとし、しかも
後者の不完全をそのままに是認・肯定し進歩可能性を封殺することで切り
離さうとすること、それこそは芸術護持に似て実は全き芸術冒瀆、否、芸
術破壊であるのだ」(『歴史の総合者として』)
2025/02/01(土) 22:59:14.80ID:uY2J7ObC
https://twilog.togetter.com/jomonsugi10000
2025/02/03(月) 03:07:26.16ID:kvxQRcMb
tokyo-np.co.jp
<考える広場>今こそ読みたいロシア文学は?
2023年8月2日

<沼野充義さんのお薦め> トルストイ著『戦争と平和』(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫。藤沼貴訳、岩波文庫)
 私がお薦めするトルストイの『戦争と平和』は、四百字詰め原稿用紙だとおよそ四千五百枚という長大な小説で、登場人
物が五百五十九人ともいわれます。
2025/02/07(金) 22:45:22.82ID:9iz3ZAtV
https://www.i-repository.net/contents/osakacu/kiyo/DB00000481.pdf
2025/02/09(日) 10:03:34.57ID:GlcRSyk7
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%AE%B6%E9%9B%86%E5%9B%A3%E6%80%9D%E6%83%B3%E9%81%8B%E5%8B%95
2025/02/09(日) 11:20:33.92ID:GlcRSyk7
https://amjls.jp/conference/con_history2011_2020/con_pdf/taikai2016autumn.pdf
2025/02/09(日) 11:23:22.43ID:GlcRSyk7
福岡都市圏近代文学文化年表
2025/02/11(火) 20:14:59.47ID:1+6DNTbL
キネマ倶楽部は、1980年代中盤から2000年代初めまで活動した日本のビデオソフト販売機構。
著名人では山下達郎、大滝詠一、大西巨人、倉阪鬼一郎らはキネマ倶楽部の会員だった。
2025/02/12(水) 19:59:38.07ID:RjMRc6Gf
山口直孝
「芸術運動と知識人」研究会第5回例会、2月24日(祝)の午後にハイブリ
ッドで開催します。特集「大西巨人への/からの問いかけ」、位田将司さ
ん、大村歳一さんを招き、5年の共同研究の成果を披露、総括します。今
回私はまな板の上の鯉です。興味のある方は、ぜひご参加ください。詳細
は、チラシで。
2025年2月4日
2025/02/25(火) 19:26:57.72ID:WrpwziNw
K's Dee(ケイズ・ディー)🎸歌うロボット工学者・SSWで空想大学『京都観光文化大学』配信
『ふと思う』(1296)
『咲くとは命を曝しきること』
「花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹重たく萼をはなるる」木下利玄さ
んの歌。死を間近にした作家の大西巨人さんは病室を訪ねた妻美智子さん
と顔を合わすなりこの歌を口にした。自分の終わりゆく状況を伝えようと
した。
2025年2月19日
2025/02/27(木) 23:43:58.40ID:W9MG4rgC
Higurashi
大岡昇平の『野火』と『俘虜記』は紛うことなき傑作。埴谷雄高の『死
靈』は結局何を考えたのか分からない。野間宏の『真空地帯』は終始不快
感しかない。大西巨人の『神聖喜劇』は長くて長くて果てが見えないし、
いつか果てに辿り着いても何も見えないかもしれない。昭和の人々の時間
は今より長かった。
2025年2月27日
2025/03/03(月) 21:45:00.65ID:fqNw1QZR
野原燐
(知識不足ゆえ、コメントする権利はないけど)
佐多稲子:
左翼文学者は、戦後、新日文周辺のゴタゴタなどいろいろに巻き込まれ、
その輝きを失った。
わりと陽の当たる場所に居続けて、(辛うじて最後までは)失わなかった
のは、中野重治と佐野。
例外は大西巨人。
2025年3月3日
2025/03/12(水) 20:36:41.34ID:D/S6v7zs
アラン・レネ(1922年6月3日 - 2014年3月1日 )
大西巨人(1916年8月20日 - 2014年3月12日)
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