漫画のようにこの作家に描かせないと本物ではないという大衆が与えた信用ブランドを前にすると
AIがどんなに似たようなものを作っても認められることはない。
いつか死ぬ人間が命の代償に生み出す作品を前にするとAIはその尊さに勝てなくなる。
それを鑑賞する人間も同じく死ぬ側だから、共感の基準が暗黙の中で生と死を連想させるものになるからだ。
結局、いつの時代でも成功できた天才がAIを道具として利用して、より天才的偉業を成し遂げるだけのことで、
人間の創造活動がAIに奪われる事ないだろう。