国境ネタ、しかも昔の小ネタだがひとつ。

ナイアガラの滝はアメリカ領、カナダ領の双方にまたがって位置しており、
双方を結ぶレインボーブリッジには双方国境警備隊の検問所があるが、
観光客ならパスポートを提示すれば、滝を双方から見るための1日有効のスタンプをくれる・・・けれど、

首から下げるパスポートポーチにパスポートを入れていたおれ、
取り出すのに時間がかかり、シャツのボタンゆるめてえっちらおっちらやってると、

出入国審査官のおばさん「どうしたのあなた?」
おれ「はー、やっと出せた・・・これもね、日本人方式の盗難防止スタイルなんだ」
審査官のおばさん「アーッハッハッ・・・あー、面白かったわよ、でもね、ジャパニーズ、パスポート盗まれないって大事よね」

パスポートに押してもらったアメリカ側スタンプの下には、
”two days”ご褒美よ、って感じで、おばさんがボールペンで書き添えてくれてたんだが、

それでもここは国境だ、と思ったのは、
おばさんがパスポートを返してくれるカウンターの内側、おばさんが手に取れるところにあるガンラックに、
弾倉がついたM16とショットガンが立てかけてあったことだった・・・。