大戦期の陸軍の体制が進んでいたのは、日露戦争で本気で中隊長要員がもういません(戦死しすぎ)、後備旅団なんか前線まで行軍させたら戦力維持できません、撃つべき小銃弾も砲弾も撃ち尽くしてありませんって経験があるからねえ
そうしたあたりで必死こいて人も兵器も3級品でいいから揃えようって姿勢が事変当初からある(2線級揃えたいなんて贅沢言わないってハッキリ言っている)

逆に海軍は海軍軍縮&海運不況の絡みで、戦時の艦艇建造する造船所を倒産させないように海軍工廠の仕事減らしてでも民間発注するとか、
高等商船の卒業生の就職先が無いため志願者0にならない様に航空予備学生や予備士官搭乗員として採用してアピールしたりって部分が大きいから
あとは兵器の量産や下請け企業への技術底上げや、部隊の増設といった組織としてのリソースが航空隊拡充に突っ込まれた上に、
護衛関係に使える艦艇や陸上部隊を大陸の遣支艦隊や南遣艦隊って形で使っちゃった部分があるよね