>>250
> ご自慢のICRのせいで負荷追随性低いと思われるWR-21
個人的には「むしろ逆」の可能性を指摘してみたい。
WR-21はSM1Cの流れを汲む2軸圧縮機+出力タービンの3軸構造だが、この構造の強味は各軸の慣性モーメントが小さく回転数変更への応答性が高い。
逆に、一定の回転数で運転する必要がある発電機用には、回転数が急変しやすく電力クオリティが落ちやすい。
統合電気推進の主発電機であるが故に、出力タービンの負荷変動に伴う回転数急変がそのまま給電周波数の変動や交流波形の歪みに反映される訳だ。
ディーゼル発電機を追加することで対処するというのも、ディーゼル機関は一般的に慣性モーメントが大きく回転数急変に抵抗するので、
その効果を期待している部分もあるのだろうという予測ができる。