雷電33型なんか6000mまで7分10秒なんてのが公式だしな。
いくら空力が悪化したからとはいえ21型の5分38秒と比べ余りにもおそい。7分19秒の零戦22型あたりと10秒も違わない。
これじゃ【紫電改より上昇がいいから】という存在価値がほぼ無い。んで空技廠データ6分20秒との差がありすぎる。

本当はどうだったんだという所はもうわからない。
ポール・アレン辺りが復元(新造)して飛ばしてくれないかねえ。


なお上昇力がウンコな事で知られる陸軍の三式戦は5000mまで7分という値であり、これは雷電や紫電どころか、下駄ばきの強風(5000mまで5分32秒)にすら1分以上劣る模様。

これは三式戦が駄目なのはともかく強風がすごいのかもしれない。ちょっと速すぎて嘘じゃないかという気もするくらい。
もし強風改->紫電が上手く行ってて、この強烈な上昇力がさらに向上する見通しだったのなら、確かに雷電の出番は無かったのかもしれない。