その辺の考察は「千葉銀鳩の備忘録」が構造的な検討の上で定量的に行っている
ttp://blog.livedoor.jp/wispywood2344/others/Prev-20141003-3.html
(結論)
>この結果からすると、リチウムイオン蓄電池は純粋な電力量で比べると鉛蓄電池+スターリング式AIPシステムに歯が立たず、
>スターリング式AIPシステムで艦内電力をすべて賄えるような低速潜航での連続潜航時間は数倍の差があると言えます。
>ただし、スターリング式AIPシステムが役に立たないような高速発揮時においては、逆に連続潜航時間はリチウムイオン
>電池艦のほうが鉛蓄電池+スターリング式AIPシステムの数倍長くなります。

そうりゅう型においてスターリング機関浮動充電での最大速力は概略「約4ノット/78kW」
一方無音潜航速度(低速1)(低速2)(低速3)においてはそれぞれ
「約4.4ノット/約120kW」「約6.1ノット/約250kW」「約7.9ノット/約500kW」になる

例えば黒潮の流速は約2〜3ノットなんでその中ではAIP浮動充電運転は位置維持にしか使えないことになる
敵性潜水艦を持続的に隠密追尾しようとしたら結局は電池性能に頼るしかないわけで
AIP区画容積も使ってのLiB置換えのほうが海自潜水艦の作戦能力を大きく高めることになるんだろう