>>303
いや、まさにその理論であってるんだよ。出撃ソーティの消費。

疾風に限らず、飛行戦隊一つ潰すのに戦爆連合百機で出撃したとする。
んで、その隊は潰された。

もしそこにその隊が存在しなければ、その百機はまた別のどこかを襲っていたんだよ。
それは地上軍の段列かも知れないし湾港やそこに駐留されてる船や物資かもしれないよね。

だから存在した、それだけで連合軍の戦力を釘付けにした、という点で地上軍への損害は減っているんだよ。

それどころかこの件に限らず、特にラバウルの海軍航空隊などで言えば、相当の役目を果たしていたんだよ。
もし存在しなければ、ただでさえ航空機の襲撃に脅かされていたのに、毎日重爆から単発機まで怒涛の様に押し寄せていた航空戦力が別の方向に向けられることになっていたんだよ。

だから軍事学的には「存在し、交戦した」。それだけでも「存在しなかった」「何もしなかった」よりはるかに重いわけ。

そもそも第14方面軍の戦闘そのものも大敗もいいとこだよ。
でも、持久戦という形で相当数の兵力を釘付けにした点においては評価できるんだよ。

将棋とかやった事ない?
歩であろうと何であろうと、駒はそこにあるだけで敵の一回の攻撃、果ては何ターンもの「制約」を与えられるんだよ。