>>233
まずブーストが高度20kmで終わろうと40kmで終わろうとその後の軌道にほぼ差が生じないからどっちでもいい
ターン実行時の高度を40kmや50kmで計算しても別に構わない

また空気密度を標準大気モデルからの単純な計算で求めた結果と実測値が一致するのは高度30km程度が限界
それ以降はどんどん計算上の値よりも空気密度が増加してしまうが、それを計算で求める簡単な方法はない
また一方で高高度では空気分子の平均自由行程が長くなり気体の挙動が変化して密度から予想される値よりも実際の抵抗が顕著に減る
これは高高度ではいかに速度が早くても空力加熱が起きない原因でもある

結局ブースト時の情報がないことと、高高度での正確な計算が困難なことで生じる誤差(これは上記のようにほぼ偶然相殺されるが)を
ターン時点の初速調整で発表された軌道と一致させている
この調整は50-100m/s程度で十分ということ