迎撃可能最低高度の問題はハード的には、ブロック2では、より高速化される
ため鉛直上方発射では迎撃可能最低高度が更に高くなる可能性がある。
しかし、イージス・アショアでは鉛直上方発射でなく斜め上方発射にしうる
ので迎撃可能最低高度を下げうる面もある。
その二つの要素で打ち消しあうとすれば迎撃可能最低高度は70kmのままかも。

ソフト的にはディプレスト軌道対策でSM-3第3弾放棄という手段もありうるが、
それだと格段に遅くなり射程距離も格段に短くなる。さらに誤作動の危険も
増える。

つまり、迎撃可能最低高度の問題も簡単に対応可能なのか対応困難なのか
不明であり、不明なら採用は避けるべきである。