ウィキペディアの「陸軍省」によると、
「1872年(明治5年)2月に兵部省から分離し、海軍省とともに設置される。当初は太政大臣の統制
下に軍政、軍令を一元的に統轄するフランス型の陸軍組織として発足したが、後に軍令機関を
独立させたプロシア式に改められることとなり、
1878年(明治11年)に参謀本部が設立され、1900年(明治33年)に専門教育重視のために
教育機関として教育総監部を独立させて純粋な軍政機関となった。」 そうです。

質問ですが、軍政軍令を一元的に統括するフランス型に比べて、分割されたプロシア式の長所は何ですか?
(短所ならすぐ思いつくのですが。
「しかし現実には軍政と軍令を明確に分けることは不可能であり、不明確な
領域が広範に生じる。戦前の日本においても陸軍省と参謀本部の間で、権限の奪い合い、責任の押し
付け合いが頻発した。」