実際に戦力になったのはアメリカ陸軍3万1千、フィリピン軍の中でも編成が完了した1万2千、
それに海兵隊1千5百というところ
12万とも言われたフィリピン軍の内実はまだ編成も訓練も未了で、せいぜい後方の警備部隊程度の能力しかなかった

航空戦力約250機は、開戦初日に不運も重なっていきなり100機以上失い
日本軍に制空権を握られてしまった
(濃霧で台湾出撃が遅れた不運が、警戒して上空待避していた米軍機を再び着陸させてしまったため
 地上で撃破することができた)

つまり事実上フィリピン攻略戦は日本軍4万3千と米比軍4万5千でほとんど互角の兵力
こうなると戦場を選べる上制空権も握った日本軍が優勢になるのは当然