>>693
その注水の指揮官は優秀だったと思う。それは認める。
松本喜太郎「〜設計と建造」のなかでの試算表が示しているように、命中部位によって
想定上でも浸水量は違うし、当然傾斜を戻すための注水量も違ってくる。

ノースカロライナにおいても、命中箇所があと10m後方ならどうなっていたか?機関部の横なら?
倍ぐらいの浸水が発生したかも知れない。これは比較論にある浸水図を見ても容易にわかる事。

レイテでの武蔵の最初の命中魚雷の場合も、例の継ぎ目部分は漏水が発生した程度という例もある。
この時使用された航空魚雷の炸薬量は、潜水艦用の53cm長魚雷より35ポンド少ないだけ。