砲弾の内、弾頭と装薬が分離している形式の物。
装薬は絹等の布地に包まれているそうですが、砲撃を続けて砲身・薬室が加熱され焼けた状態
で装填しても大丈夫なのですか?
(高温の砲に触れた装薬が燃焼を始めないのか?コックオフ対策は大丈夫なのか?装薬が燃焼したと
してもその炎が砲塔内部や砲員に悪影響を与えるほどでもないのか?)

そんなに熱くなる程連続射撃しないかもしれないと思いましたが、大戦中の
従軍手記を読んで、駆逐艦の12.7センチ砲を撃ちまくって、砲は熱くなって塗装が流れ出し、暗闇でも
砲身が赤く見えるほどだった旨の記述を見かけ、やはり過熱した状態の砲に装薬を装填する事があるのだと。