0188 名無し三等兵 2017/08/04 00:30:39
空自のエアカバー外となる西太平洋地域
=護衛隊群が想定するASW作戦海域
=1000海里シーレーン防衛構想の対象地域
=第1から第2列島線にかけての海域

において

・ステルス性でもって接近し敵ISR機を撃墜、敵対艦ミサイル攻撃のキルチェーンを破壊する
・高い生存性をもつFC-CAのセンサーとして低空侵攻する敵爆撃機を捕捉する、あるいは直接撃墜する
・高い生存性をもつ艦対艦ミサイル用のセンサーとして敵艦艇を捕捉する、あるいは直接攻撃する
・空中給油機や空母によって展開する敵戦闘機の脅威に対して、防空艦のマスクエリア外まで進出する哨戒ヘリを護衛する

ってのはF-35Bじゃないと無理だろ

0189 名無し三等兵 2017/08/04 00:38:14
冷戦終結以前、ソ連軍爆撃機の脅威が明白だった頃の世艦とか読めば、海自がどれだけ洋上防空に対して真剣だったかが分かる

その洋上防空に関する議論がイージス艦の導入で終わったのは、あくまで下のような理由があったからにすぎない

・想定される敵航空機がバックファイア爆撃機のみであった(STOVL機自身や哨戒ヘリへの脅威となる敵戦闘機がいなかった)
・敵ミサイルがハイダイブ型であった(防空艦からでも早期に捕捉し、余裕をもって対処可能であった)
・なによりイージス艦建造中に冷戦が終結した(イージス艦導入の先を見据えた議論がなされることがなかった)

護衛隊群にとって、ソ連すら上回る脅威が出現しつつある今、F-35Bが導入される可能性はなくはない