>>36
こーゆー時は時系列をまず並べてみて、その前後の状況を確認するべきです。
仮に証言の時刻が間違っていたとしても、状況から類推できます。

 0232 長良「敵機発見」
 0234 アディ大尉「敵艦隊発見」
 0405 敵襲第一波(TBF×6 B26×4)
 0415 上記敵襲終了
※0400 友永「第二次攻撃の要あり」
※0415 南雲「第二次攻撃実施。爆装に転換せよ」
 0428 利根4号機「敵らしきもの10隻見ゆ」
 0440 赤城、上記報告を受信(南雲、敵艦隊の兆候を認識)
 0447 南雲「艦種確かめ触接せよ」
 0509 利根4号機「敵の兵力は巡洋艦5、駆逐艦5なり」
 0453 敵襲第二波(SBD×16)
 0520 利根4号機「敵はその後方に空母らしきもの〜」

問題は、山口進言が0415の前か後かです。0428ではありません。
さらに厳密には、0415の通達も、実際に南雲が決裁して信号が送られるまでのタイムラグを考慮すれば0410までに進言があるべきです。
この時点では敵襲は0405の第一波だけです。「種々の敵機」とまでは言えませんね。
実際には0453のSBD襲来以降と見るのが自然でしょう。
従ってこの山口進言は0453〜0520の間ではないかと愚行します。