>>482の続き

「すると突然、トップの見張員が叫んだ。
”敵飛行艇一機、右90度、高角50度、雲の上、見え隠れする”

また左舷の見張員が叫んだ。
”敵飛行艇一機、左20度、高角40度、雲の上、距離は遠い、近づく”

こういったことが、続いて繰り返された。
そして米軍飛行艇は、絶えず2機から3機が、南雲部隊四囲の
雲間に見え隠れして、触接を持続し始めたのである」
                 (『ミッドウェー』淵田・奥宮/共著)p257