南雲忠一中将を再評価するスレ(不) [無断転載禁止]©2ch.net
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南雲長官はもっと評価されるべき(33代目)
前スレ
[32代]南雲忠一中将を再評価するスレ(介)
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1495631782/
(>>29〜MainBody考察の章、>>619〜 機動部隊進撃航路考察の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ >>791の続き
米空母の組織は、日本海軍とは違うでしょうが、
ちょうど、真珠湾や印度洋機動作戦で、
淵田総隊長が指揮したように、
リング飛行長の敵情報告は、極めて重く扱われた
ことと、推察されます。
その意味でも、ホーネットの艦爆隊が会敵できなかった事実は、
フレッチャー少将にとって、痛手になったと言えるでしょう。 >>788
プププ、相変わらずワンパターンで支離滅裂に論じているのはお前さんだろw
アメリカ様には暗号解読によって日本側の作戦の「すべて」が分かっていた
それなのに、わざわざ不確定な索敵情報を重視するわけ無かろーがw
そもそもお前さんが主張するように、暗号解読情報が当てにならなくて、
索敵情報を重視するのであれば、日本空母が2隻発見された時点で、
その空母2隻に全力攻撃するべきなんだが、フレッチャー様はそうしていない
その理由をお前さんは「(その2隻以外の)他の日本空母から攻撃されるかもしれないから」
とフレッチャー様が用心したせいだと言い訳しているが、
それは結局は「索敵情報が当てにならない」と認めてしまっているのと同じなんだがなw
それならばいったい日本空母が何隻発見されれば満足なんだ?っつうのw
もちろんフレッチャー様には暗号解読情報によって日本空母が4隻ないし5隻いることが
わかっていたわけなんだが 暗号解読情報によって日本側の作戦命令のすべてがわかっていたアメリカ様の作戦は
アホ南雲がミッドウェー島に攻撃を仕掛けた第一次攻撃隊に空振りさせて、
その攻撃隊が空母に戻って収容される混乱を狙って、
ミ島からの攻撃隊と挟み撃ちで襲撃すること
もちろんこれはミッドウェー島を攻撃するアホ南雲の機動部隊の位置が
暗号解読によって正確にわかっていたからできること
これが机上の作戦ならば実に完璧であるが、当たり前のことだが、
現実にはそううまくは実行できなかった
まあ仕方がないよねw まずアメリカ様機動部隊は、アホ南雲たちが攻撃隊を収容する予定時刻
現地時間の9時ごろまでには、アメリカ様の攻撃隊がアホ南雲に到達できるように、
攻撃範囲の海域までに、全速力で接近しなければならなかったのだが、
フレッチャー様の機動部隊は10機の索敵機を収容するために、
アホ南雲のいる方向とは反対の北東方向に進まなければならなかった
10機の索敵機はそれぞれ扇形に広がって、元の扇の軸の部分に戻るわけだから、
勝手に軸の部分をずらして索敵範囲を狭めるわけにもいかなかったからで、
この会合点をポイント・オプションと呼ぶのだが、そこまで行って風向きを合わせて
索敵機を収容してから、ふたたびアホ南雲の方向に向かって転進するので、
そうして時間をロスしたせいで、結局は現地時間8時30分すぎから
ヨークタウンは発艦を始めるハメになってしまった
だから決してここのスレ主が言うように、フレッチャー様が索敵情報が足りないからと、
怖じ気付いて発艦をためらったわけではないのである
ではあるが、それでもかなりの予定時間オーバーではある 予定時間の遅延はスプー様の機動部隊でも生じていた
スプー様はフレッチャー様から7時に攻撃隊を発進させろと命令されたのだが、
頭の中では30分もあれば全機発艦できて、編隊を組んで、
日本空母に攻撃に向かう算段であったのであろうが、
エンタープライズからは急降下爆撃機はすんなり発艦できたのに、
次の雷撃機と護衛の戦闘機が、なぜかうまく並べられない、
グズグズと1機ずつ1機ずつと発進させているうちに、
30分がとっくに過ぎてしまった
そんなふうにスッタモンダしているうちに、日本側の索敵機の利根4号機に見つかってしまう 本当ならば、アメリカ様機動部隊が利根4号機に見つかることは無かったのである
なぜならば暗号解読情報には、なんと索敵機の発進時間も記されていた
当然のことながら、アメリカ様はその索敵機をかわして攻撃範囲に接近する予定だった
日本軍では命令は絶対である、決して時間外に索敵機が飛んで来るはずがない、
はずだったのだが、これが日本空母のカタパルトの故障のせいで、
利根機を飛ばす時間が30分遅れてしまったために、
ドンピシャリとタイミングがあってしまったのだ
本来の時間通りに利根機が飛ばせたならば、米空母が来る前に予定海域を
通り過ぎていたはずなのである
ほんと戦場というのは何が起こるのかわからないもんだw というわけで、とうとうアメリカ様機動部隊の存在が日本側に知られてしまった
せっかくたてた作戦も、結局は机上の空論に成り果ててしまった
暗号解読情報が役に立つのもここまでである
これ以降のアホ南雲の行動は、どこにも記載されていない予定外のものとなる
しかし日本側にとっても米機動部隊が出現することは予定外だった
ここからは、お互い予定外同士の戦術がぶつかり合うわけだ とは言えフレッチャー様やスプー様にはアホ南雲の行動はある程度予測がついていた
当時の日本海軍の主流は艦隊決戦主義である
ミッドウェー攻略もまたその主義にのっとっていた
皮肉なことに、航空機優位を示したのが山本五十六なのに、
結局はそれは海軍の主流とはなり得なかったのだ
その艦隊決戦主義においては、守るべき「城」は大和であり、
日本空母は索敵を兼ねた前衛部隊である
そのために赤城には対艦用の20センチ砲さえ備え付けられているのである
だからスプー様には予想がついた
日本機動部隊はまっすぐ自分たちの方に向かってくるであろうと
そしてその予想は正しかったのだ
まあ仮想戦記を夢見る人たちにはアホ南雲が退避すれば難を避けられたのに、
と妄想をたくましくしたがるもんだが、それは現実には無理ってもんだわw そして結果は
まともな洋上航法もできないシロート同然の、迷子の空母搭乗員たちの
こんな綱渡りの、お粗末な攻撃に、アホ南雲はボッコボコにされました、とさw 事前計画の潜水艦の散開ルートの真上とおってハワイからミッドウェーまできてたけど
あれば潜水艦の散開が遅れたことも分かってたの?
どんぴしゃで潜水艦の散開線上を通ってたの
もし予定どおり散開間に合ってたら空母決戦すら起きずにおわってたかもしれないのに >>797
ほう、暗号情報では日本空母にカタパルトがあって巡洋艦の水偵飛ばしてたのか。 >>786
>なんて、笑わせんなよw
スレ主はアホですか?
何故わざわざ寝た子(>>787)を起こすような書き込みをするのかと。
>>793-800
そしてア参謀は、支離滅裂なことばかり書き込みしていますが、
それは「米海軍もアホ揃い」と述べているだけです。 そもそも暗号解読が絶対正確で絶対の信頼性があり、
かつ「日本側の作戦行動を全て把握できている」というなら、
史実のPBY大規模索敵すら必要がない。
PBYの配備数を減らして、戦闘機や爆撃機をより多くミッドウェー基地に配備すべきす。
そして日本機動部隊の6月5日黎明時の「予定(予想ですらない)海域」に、
全潜水艦を集結させ、かつ米機動部隊とミッドウェー基地航空隊も同時に先制集中攻撃を行えば良いだけのこと。
わざわざミッドウェー基地が日本に空襲されるまで、待つ必要は全くないと思いますが。 さて、ネタ振りです。
敵艦隊の兵力把握のため、
索敵、触接、攻撃隊の戦果判定と様々な局面が予想されますが、
一つの方策として
“強行触接隊”を準備するというのはどうでしょう?
編成例として
「艦攻ないし艦爆2機、艦戦6機」
こんな感じです。
さて皆様はどう評価しますでしょうか。
(注、このレスは罠だらけ、特にスレ主は注意) >>793 えっと・・・もう忘れちゃいましたかね。>>665
フレッチャー少将は、「索敵情報を重視」したからこそ、
敵空母2隻に対し、全力攻撃しなかったのですよ。
貴官の主張する通り、
「暗号情報で、日本空母4隻が密集している」のが明らかならば、
そのうち2隻が発見された時点で、全力で攻撃すべきでしょう。
「5隻目の空母に備えていた」なんて、理屈が通らないですよね。
敵4隻に対して、2隻分の攻撃隊で十分ならば、
なぜ、手負いのヨークタウンを突貫修理してまで出撃させたのですか?
自分で書いておきながら(>>620)、まだ矛盾に気付かないですかねぇ >>794- つまりは、暗号情報で敵の動きを完璧に把握していたのに、
米空母の司令官もパイロットも無能すぎて、まったく活用されず、
瀬戸際まで追い詰められて、奇跡に助けられて、ようやく勝てました?
>>801 ですよねぇ、ですよねぇ>潜水艦の散開線
完璧に暗号解読してたんだから、そんなマヌケなことをするわけがないw
>>802 ふっふっふっ、これで千代田からも天山発艦できますね! >>803 全くですよ。・・・って、誰がアホやねん!
>>786は米空母機の航法の拙劣さを皮肉ったものなのに、
なぜに暗号兄貴が出てくるのか、さっぱり
>>804 そうそう。敵の行動を完璧に把握しておきながら、
攻撃隊の発艦まで待ってくれるなんて、お人好しすぎますな。
>>805 却下
日本海軍に、スカウトボマーは存在しない!
兵力の逐次投入!
海戦要務令を百回清書したまえ >>808
> >>805 却下
あちゃー、やっちゃいましたね。
せっかく
>特にスレ主は注意)
と書いたのに。
これはインド洋機動作戦時の「南雲長官」の命令なのですよ。
4月6日0915
発赤城 宛艦隊
タナ五
敵空母に対する強行触接の為一航戦、二航戦各艦は艦攻(艦爆)2機、艦戦6機を準備し置け >>809の続き
つまり“強行触接隊”を「3隊」準備しろ、ということなんです。
同0900には艦攻10機が開度10度という密度で西方への大索敵を行っていますから、
存在が疑われる英空母を綿密に捜索し、発見したならば絶対に捕捉し撃滅する、
という南雲長官(同司令部)の決意の現れかと。
>>3
>あと第五航空戦隊戦闘詳報というのがあるはず
ハイ、これに記載されているのです。
>まだ読んでないけど。
ということは、過去のインド洋編でも取り上げていないということですかね?
これ等が私が>>2で述べている
「戦史叢書がバッサリカットしている、インド洋機動作戦の推移」
の一つです。
南雲長官(同司令部)のイメージがガラリと変わりますゼ。 >>810の続き
ちなみに4月6日の英空母捜索を主目的とした索敵構成は
>>1テンプレの索敵計画2より下記のとおり。
(テンプレ、結構更新されていますね。)
3.詳細
(7)印度洋機動作戦
[ハ]空襲日以外の索敵計画
[1]4月6日の索敵計画(赤城)
「6日ノ索敵、左ノ通リ
捜索種別:Aノ三、第1・2・3捜索線→赤城
第4・6・8・10捜索線→蒼龍
第5・7・9捜索線→飛龍
捜索基線:260度、基点:各母艦、開度:10度、側程:40浬、進出距離:230浬」
捜索種別:Aノニ、第1・3捜索線→三戦隊(九五水偵)
第2・4捜索線→八戦隊(九四水偵)
捜索基線:80度、基点:各艦、開度:20度、側程:52浬、進出距離:150浬
発進時刻:0900」
軍艦飛龍戦闘詳報(1)【 レファレンスコード 】C08030581600の(47/70)頁 >>811の続き
捕捉しますと、真逆の東方には水偵4機を索敵に出しています。
さて
・索敵に艦攻10機
・強行触接に最大で艦攻(あるいは艦爆)6機を準備
よって、偵察任務の艦攻は最大で16機。
16機というのは、当時の日本正規空母の艦攻常用定数18機に相当する機数です。
これだけの戦力を「攻撃以外の任務」に充てた訳です。
しかも、担当するのは五航戦より練度が高いとされる一航戦と二航戦。
通説では
「日本空母機動部隊は、索敵軽視・攻撃偏重」
といわれますが、はたして本当にそうなのでしょうか? >>812の続き
参考(調査・考察途中)
日本空母機動部隊の航空機運用、特に空母艦載機と水偵の関係について
これまた通説では
「日本空母機動部隊は攻撃偏重で艦載機は攻撃に充て、索敵の主力は少数の水偵を充てた」
と言われますが、私には疑問です。
>>811の索敵構成では、明らかに「索敵の主力は艦攻」です。 >>813の続き
>>2の「機密機動部隊命令作第三一号」や同作戦時の飛龍戦闘詳報等をチェックした限りでは、
水偵を用いるのは出撃時及び敵基地攻撃時の対潜警戒、
同じく“敵基地攻撃時”の索敵くらいです。
(なお、97艦攻と性能に遜色のない新鋭の零式水偵は、
配備機数が少ないためか、触接機としての待機が基本のようです。)
実際にはスターリング湾出撃時から日本帰投まで、
毎日日替りの警戒当直艦空母より艦攻、艦爆が前路警戒、対潜直衛を行っています。
「本当は“洋上決戦時”の日本空母機動部隊は、
攻撃力が落ちても艦攻を索敵の主力とする運用構想なのではないか?
水偵は洋上回収時の困難と危険から、
あくまで空母艦載機を補助する役割なのではないか?」
これが現在の私の検討事案です。 軍艦飛龍戦闘詳報(1)の作成者って南雲ってなってるんだよね。
山口じゃなく南雲。飛龍しか戦闘詳報が残ってないのか、飛龍でまとめて作ったからなのか、疑問がずっとある。 日本空母機動部隊は、索敵軽視と言い出したのは千早正隆かな。
インド洋で東洋艦隊を探さなかったのがその理由とか何かで読んだ覚えがある。 >>809 ええ、ですから、その「強行偵察隊」は、
準備命令だけで実行されなかったし、
以降の海戦でも登場してないですよね。
つまりは→>>808という結論になったのでは。
印度洋では検討されたけれど、諸般の事情により
ミッドウェーで実施するのは不自然というわけです。 >>810 ありがとうございます。
五航戦の戦時日誌は、読んでいる途中でして、
まだ2月なので、インド洋まで進んでおりませぬぬぬ・・・
>南雲長官(同司令部)のイメージがガラリと変わりますゼ。
全く。強行偵察隊なんて発想は、とても旧態依然とした
水雷屋からは出て来ない、柔軟な着想かと。 >>811- 同意ですね。
>通説では
印度洋では、まだまだ試行錯誤の段階だったので、
色んなアイデアを試していたのかも。
>>815 そうだったのか!!
戦闘記録の管理って、主計科の仕事じゃなかったっけ
>>816 まぁ、重視軽視というのは比較対象によって
変わりますからなぁ >>792の続き
続いては、エンタープライズ攻撃隊。
スプルーアンス少将の英断?により、全力攻撃を
敢行したと絶讃されていますが、 >>820の続き
「空母の全航空兵力を、一度に発艦させることは出来ない」
この明々白々なる現実を無視して、
なぜかスプルーアンスさまは、”全力攻撃”に拘泥し、
先発した艦爆隊を母艦上空に旋回させつつ、
後発の雷撃隊と戦闘機隊の発艦を待たせるという、
時間と燃料の浪費に終始している。 >>821の続き
結局は、途中で利根四号機に発見されたために、
やむなく艦爆隊は雷撃隊を残して先行し、
しかも先行したはずの艦爆隊が、雷撃隊より30分以上
遅刻して、戦場に到着する・・・
なんとも笑えないオチまで、残されていた。
ほんと、最後に奇襲成功して良かったですよねぇ >>822の続き
閑話休題
というわけで、ホーネットのウオルドロン隊の次に、
南雲機動部隊を発見したのは、
エンタープライズの雷撃隊でした。
リンゼー少佐率いる、TBD14機は、
ウオルドロン隊が壊滅した直後の0630頃に
攻撃を開始した。 >>623の続き
こちらも戦闘機の護衛を受けない、丸裸の突撃ですから、
多数の零戦隊に阻まれ、1本の命中も無し。
それどころか、魚雷投下できたのは数機だけ。
隊長以下、14機中10機が撃墜された。
このような状況ですから、敵空母が何隻かなど
確認する余裕はなく、敵情判断に影響は無かった。 >>824の続き
ホーネット隊とは異なり、グレイ大尉率いる、
エンタープライズの戦闘機隊は、戦場に到着していた。
なのに、なぜ雷撃隊は壊滅したのか。 >>825の続き
「(エンタープライズの)第六雷撃隊の攻撃の際にも、
第六戦闘機隊は、リンゼー隊から、出撃前に定められた
救援要請信号を受信しなかったため、相変わらず
高度2万2千フィート(6700メートル)で待機を続けていた」
(『歴史群像太平洋戦史シリーズ(55)日米空母決戦ミッドウェー』)p142
なんと、救援要請がなかったから何もしなかった、
というわけです。 >>826の続き
雲の隙間から、日本空母部隊の激しい対空砲火や
苦戦する友軍雷撃隊の姿が見えなかったんですかねぇ
結局、燃料切れが迫ったために、そのまま母艦に帰投。
”見殺しにされた”第六戦闘機隊の生存者は、怒りの余り
拳銃を携帯して、戦闘機隊の控室に怒鳴り込んだそうな。
やーれやれだぜ >>827の続き
それはさておき、高度6千メートルから眺めれば、
日本艦隊の全貌を、よく観察できたでしょう。
グレイ大尉は、0704時、母艦宛てに打電している。
「日本艦隊は空母2隻、戦艦2隻、駆逐艦8隻から成る」 >>828の続き
残念ながら、PBYの報告内容を確認するだけに
上空を旋回していただけなのに・・・
それだけ航空偵察は難しいものなのか
逆に高空すぎて、艦種識別が難しかったのかも >>801
アメリカ様は暗号解読によって日本側の作戦のすべてがわかっていた
その暗号解読情報には、なんと日本潜水艦部隊の散開配備まで含まれていた
ただしアメリカ様は日本潜水艦部隊の配備は6月3日以降だと解析している
これがアメリカ様の計算間違いなのか、
通信解析で日本潜水艦の行動を追いかけていたからなのか、
それとも日本側の潜水艦部隊の勘違いなのかは、よくわからない
しかし結果として、日本潜水艦部隊の配備は6月3日以降になってしまった
おかげでスプー様の第16任務部隊は無事に散開線を通過できた
いずれにしろ結果がOKならば何の問題も無いってことだ
ちなみに後から追いかけてきたフレッチャー様の第17任務部隊は、
ちゃんと日本潜水艦部隊の散開線を遠回りして避けている >>802
うっかり「日本空母」と書いてしまったが、
「日本機動部隊」としておけば何の問題も無かったよなw
必死の揚げ足取りご苦労様ですw >>804
暗号解読情報だから絶対という法則は無い
もちろん索敵情報が絶対という法則だって無いわけだが
あのなあ、「暗号解読情報だから絶対に信頼できる」のではなく、
ニミッツ様が「この暗号解読情報は絶対正確である」と決断したから、
暗号解読情報が信頼のおける正しいものとされたんだよ、
ここんとこを勘違いしないように
それに対してワシントンの参謀本部は、暗号情報なんて当てにならない、
しかしミッドウェー島が攻撃される恐れもあるから、
ハワイとミ島で戦力を半々にしましょう、と提案したのだが、
ニミッツ様はその提案を一蹴してしまった
ニミッツ様が暗号解読情報は正しいと決定したのだから、
日本軍はハワイではなく、ミッドウェー島を攻撃するに決まっている
だからハワイの稼働可能はほぼ全ての戦力をミッドウェー海戦に振り分けたのだ
おかげでハワイの防衛はほとんどガラ空きになってしまったのだが、
しかし結果はやっぱり暗号解読情報が正しかったわけだ
戦場では結果がよければそれでOKなのである >>804
>史実のPBY大規模索敵すら必要がない。
なんで暗号解読情報が正しければ索敵する必要が無くなるのか?
どうしてそんな結論が出てくるのかワケワカメ
意味不明としか
戦場では何が起きるのかわからないし、山本の連合艦隊の位置もわからないんだから、
暗号解読情報があってもやっぱり索敵は必要であろーが
>わざわざミッドウェー基地が日本に空襲されるまで、待つ必要は全くないと思いますが。
これは前にも言ったけど、アメリカ様から先に攻撃するのは悪手なんだよ
アホ南雲に先に攻撃を空振りさせたほうが有利なの
結果としてそうやってアメリカ様は日本から勝利をもぎ取っているんだから、
アメリカ様のやり方をお見事と褒めるならともかく、
それにケチ付けられるわけ無いじゃんかw >>806
いえフレッチャー様は暗号解読情報を重視したからこそ、
攻撃隊の一部を待機させていたのですよ
それはウイキにも記載されているとおりのこと
>また、日本軍の空母4隻すべての所在を確認した第17任務部隊(フレッチャー少将)も、
>警戒のために出していた偵察機(当日はヨークタウンが警戒担当)の収容を終えた後の
>午前5時30分(8:30)に、次からなる35機の攻撃隊を発進させた。
フレッチャー様には日本側の5隻目の空母への備えを残しておいても
十分に戦えるという計算があったのですよ
そして結果的にその計算は合っていたわけです >>807
>完璧に暗号解読してたんだから、そんなマヌケなことをするわけがないw
スプー様の第16任務部隊は無事に散開線を通過できているんですが
マヌケなことってのは日本軍のことを指しているのでしょうか?
まあやっとアホ南雲がマヌケだと認めてくれてなりよりですが まあ日本軍が索敵を重視したとしても、それできちんと判断できれば何の問題もなかろうが、
はたして脳軟化症が疑われているアホ南雲にそんな判断ができるであろうか?
アホ南雲がやらかしたことがあまりに突き抜けるくらいのアホ振りだったとすると、
あんまりに可哀想だからと、仲間内で擁護して隠蔽してやしないか?
たとえば利根機が「アメリカ軍の空母を発見」と報告を送ってきて、
しかし利根機の報告した位置へ向かった蒼龍の十三試艦爆は米空母を見つけられなかった
その報告を受けたアホ南雲はどう判断したのであろうか?
おそらくアホ南雲のことだから、3回目の兵器換装を命じたのではなかろうか?
だって日本軍にとってミッドウェー島攻略は急務であるし、
こうしている間にも輸送部隊がミ島へ向かって進行中なんだし、
米空母がいないとわかればミッドウェー島を攻めるわなw
そしてこの3回目の兵器換装のおかげで決定的に攻撃隊が発艦できなかったわけだが、
あんまりにアホ南雲らしいアホすぎる命令を、さすがにみっともなくて記録に残せないと、
周りの人間が隠蔽したのではないか?
これが現在の私の検討事案ですw >>834 う〜む、まだ自家撞着に気付かんのかなぁ
まぁ、知っててやってるんだろうけど、スレの無駄ですな
>暗号解読通りに日本が4隻ないし5隻の空母を投入させたら、
>アメリカ様の稼働可能な2隻の空母のみでは確実に負けてしまうから、
>>620では、2隻では確実に敗けると言いながら、
今度は、
>フレッチャー様には日本側の5隻目の空母への備えを残しておいても
>十分に戦えるという計算があったのですよ
勝算があったんですか? >>837の続き
それとわざわざwikiを引用していただきましたが、
ヨークタウンの偵察機収容は、
エンタープライズの攻撃隊発艦開始(0406時)よりも前、
0345時(日本時間)に終わっています。
なのに、なぜわざわざ0530時まで攻撃隊発進を延期させる
という”兵力の分散”を選んだのか。
その理由をよく考えてみましょうね。 >>829の続き
さて、”ミッドウェーの奇跡”の殊勲者、
エンタープライズの艦爆隊です。
「マクラスキー隊は何処にありや、全世界は知らんと欲す」
会敵までの珍道中は他稿に譲り、
ここでは、その戦果報告の方に注目しましょう。 >>839の続き
同隊はSBD31機から成りますが、
エンタープライズ飛行隊長のウエイド・マクラスキー少佐が
総指揮官で、
その下に
アール・ギャラハー大尉のVS−6(第六偵察飛行隊)
リチャード・ベスト大尉のVB−6(第六爆撃飛行隊)
から成っていた。 [ミッドウェー海戦](6月5日0720頃)日本時間
↑ VF−3(サッチ少佐)
▲ ←▽VT−3(マッセー少佐)
飛龍 ※ヨークタウン
↑
▲ ←▽VB−3(レスリー少佐)
蒼龍 ※ヨークタウン
↑
▲
赤城
↑
▲
加賀
↑ マクラスキー少佐
△VS−6(ギャラハー大尉)
↑
△VB−6(ベスト大尉)
※エンタープライズ >>841
ヨークタウンの飛行隊が3ナンバーなのはCV3からくる3ってことは元サラトガの飛行隊を載せてるんだな。 >>842 その通りです。ヨークタウンはCV−5ですから、
珊瑚海で損害を受けた部隊の穴埋めですね。
このあたりが、空地分離されている米海軍の柔軟なところ。
ちなみに、母艦に残ったショート大尉のSBD隊は
VS−5(第五哨戒飛行隊)で、オリジナルのヨークタウン所属機 >>837
アメリカ様の2隻だけでは予想された日本空母5隻には勝てないですね
エンタープライズとホーネットで日本空母3隻に対応して、
ヨークタウンが4隻目と5隻目の日本空母に対応した
これで計算は合っていますね
そして結果もフレッチャー様の計算通りでした >>838
ほんとその理由をよく考えてみましょうね
ヨークタウンは偵察機を収容するために進行方向とは反対方面の
ポイント・オプションへと向かったのでした
おかげで攻撃範囲から離脱してしまっていたのです
なにしろアメリカ様の雷撃機爆撃機の航続距離は300キロ程度しかありませんから
一方ではスプー様の第16任務部隊はそれとお構いなしにどんどん先に進んだ
おかげでスプー様とフレッチャー様の距離はかなり開いてしまっていたのです
この距離はフレッチャー様の部隊が後から追いかけても縮まりませんでした
だって両者の速度にそれほどの違いは無かったからです
要するにフレッチャー様の攻撃隊発進が遅れたのは、
単純に距離が遠くて攻撃隊を飛ばせなかったから、です >>838
それと「兵力の分散の愚」と簡単に言いますが、ウイキにも書かれているように、
この海戦の場合は兵力を分散させたために「結果として」功を奏したのです
なぜならば、本来は大編隊で日本空母に向かう予定だったのが、
兵力を分散させてチームごとの少編隊で向かったせいで、
雲に隠れてしまって日本空母の視力の良い見張り員に見つからなかったからです
戦場では結果がすべてなのですから 大本営発表の戦果は正確に積み上げた戦闘詳報なので
故意に誇大表示をすることはないが過大になりがち
ただ被害については故意に過小におさえるという細工を施している
米軍の公表の戦果は比較的正確であるが
被害は配慮する必要性からやはり過小に公表したり
いっそのこと非公表にしてしまうこともある
どっちも大して変わらんな >>844 はっはっはっ、ご冗談を。
それは、攻撃隊が同時に到着しないと成り立ちませんよね。
日本空母は4隻密集しているのだから、各個撃破されるだけです。
フレッチャーさまは、ホーネット隊が迷子になることも計算に入れて、
ヨークタウンの攻撃隊も控置せずに、同時に出すべきでした。
やはり暗号情報を信じ切れてなかった証ですな。 >>845 なんと!
>なぜならば暗号解読情報には、なんと索敵機の発進時間も記されていた
>当然のことながら、アメリカ様はその索敵機をかわして攻撃範囲に接近する予定だった>>797
日本空母部隊の索敵機の動きまで、
暗号情報で読み切っていたはずの米海軍が、
そんな、自軍の索敵機の収容程度の都合で
攻撃圏外に出てしまうなんて・・・
フレッチャーさまは、情報の活用方法を知らないんでないかい? >>846 その通り! >戦場では結果がすべて
「結果として」、ホーネットの艦爆隊は会敵できず、
日本空母4隻に対して、3隻分しか攻撃が出来なかった。
「その結果」、飛龍の反撃を許し、ヨークタウンは沈んだ。
全くもって、フレッチャーさまの計算通りですなw→>>844 >>847 そうそう。
敗勢にある時は、どこの国も過大戦果になるんですよ。
戦艦ヒラヌマとか、レキシントン沈没の隠蔽とかね >>841の続き
当時、南雲機動部隊は、友永隊収容の後、
米空母攻撃のため、北上していた。
二航戦が前方、一航戦が後方です。 >>852の続き
折から始まった、ヨークタウンの雷撃隊の攻撃が
先頭の飛龍に集中したため、回避運動により、
飛龍のみが突出した陣形となっていた。
そこに現れたのが、我らが?マクラスキー隊です。
なぜか、北東に居るはずの米空母とは正反対の
南西から登場した彼らですが、ここでは追及すまい。 >>853の続き
米空母機の場合、同じSBDでも、
哨戒隊(VS)と、爆撃隊(VB)の二種類がある。>>840
Vは空母を表す、鳥の羽根を模した記号で、
Sはスカウト(Scout)、
Bはボマー(Bomber) >>854の続き
何が違うのかと言うと、
VSは爆弾搭載量を減らして、500ポンド(227kg)、航続距離を伸ばし、
VBは航続距離を犠牲にして、爆弾搭載量を増やす。1000ポンド(454kg)
らしいですが、実際は明確な区別は無かったようです。
現にマクラスキー隊も、同一行動をとっていますしね。 VBとかVSとか略称よくわからなかったのでありがたい >>843
この当時の米空母は母艦と航空隊を分けてたっけ? >>856 先に紹介したフレッチャー少将の伝記(>>400)には、
巻頭に略語一覧が掲載されていて、そこでは、
VB:Bombing Squadron(爆撃飛行隊)
VS:Scouting Squadron(哨戒飛行隊)
ただ、Vが何を意味するかは諸説あるようで、
鳥の羽根説の他に、Vessel(船)の略という意味も。
これなら、「母艦所属飛行隊」といったところかな >>857 どうなんでしょう。
米空母航空団の戦い
http://www.warbirds.jp/truth/cag1942/cag1942.html
例えば、ヨークタウン(CV−5)の戦闘機隊は
開戦から珊瑚海までがVF−42で、
ミッドウェーからVF−3に変更されています。
CV−3がサラトガ、CV−4がレンジャーなので、
厳密には空母の艦番号と一致しないこともあるかと。
本職も詳しくは知りませぬ・・・すみません
教えてエロイ人! >>855の続き
SBDは雷撃隊と比べると、高度を維持したまま近接するので、
日本艦隊の全貌を、よく観察できたと想像できます。
>>841のように、マクラスキー隊は南からやって来たので、
左手前に加賀、右前方に赤城、さらに右奥に蒼龍、
さらにずっと遠方に飛龍が見えるはずですが、
飛龍は遠すぎて確認できなかったかもしれません。 >>860の続き
ただし3隻の空母は、確実に把握したようで、
「マクラスキー少佐は、自分が率いるSBDの機数では、
3隻以上の空母を、当時に攻撃すると、十分な打撃を
与えられない公算が高いと考え、
手前側に見える空母2隻に狙いを定めた」
(歴史群像太平洋戦史シリーズ(55)日米空母決戦ミッドウェー)p147 >>861の続き
すなわち、加賀と赤城を攻撃目標に選んだのです。
もともとエンタープライズのSBD隊は、
VS−6とVB−6の二隊の混成編制(>>840)なので、
それぞれに目標を割り振れば良いだけですよね
・・・のはずが! >>862の続き
こういう時、日本空母の攻撃隊ならば、
手信号やバンクなど、阿吽の呼吸で、
一糸乱れぬ統率を見せてくれるのですが、
米空母機の場合、そんな”呼吸”は持ち合わせて
いません。 >>863の続き
余談ながら、我々は複数の人で、
重い物を持ち上げる際に、
「せーの」とタイミングを合わせますが、
あれは、日本人にしか出来ないことで、
西洋では、音楽のバンド演奏でおなじみの
「ワン、ツー、スリー、フォー!」
のリズム感でしか、合わせられないようです。
飲み会で最後にやる、一本締めなども、
たぶん出来ないのでしょう。 >>864の続き
閑話休題
では、米海軍はどうやって”協同攻撃”をするのか、
と言えば、機上無線をつかって、やりとりしながら、
お互いのタイミングを合わせるわけです。 >>865の続き
機上無線と言えば、日本側では、
「あまりに雑音がひどくて、銃撃されたかと思った」とか、
「どうせ使わないから、アンテナ支柱を切り落とした」とか、
ネタ満載なのに対し、
アメリカ軍の優秀な無線を使えば、さぞかし便利だろう・・・
と思いきや、そうはうまくいかないのが実状のようです。>>826
そして、今回の主役マクラスキー隊も
期待を裏切らず? やらかしてくれました。 >>866の続き
マクラスキー少佐が、無線で出した指示とは、
「少佐はギャラハー大尉指揮下の第六偵察隊の先頭に立って、
手前側の空母(加賀)に攻撃を仕掛けることとし、
ベスト大尉が指揮する第六爆撃隊には、右側の空母(赤城)
を攻撃するように命じた」
(『歴史群像太平洋戦史シリーズ(55)日米空母決戦ミッドウェー』)p147 >>867の続き
>>841で確認すると、
左手前の加賀には、マクラスキー少佐+VS−6が
右奥の赤城には、VB−6が
という割り振りになります。
全く問題ありませんよね。
ところが・・・ >>868の続き
「しかし、この命令はベスト大尉には通じず、
対してベスト大尉は、通常の演習では、
”第六爆撃隊が、近い方の目標を攻撃するのが
常であった”ために、 >>869の続き
この攻撃の際にも、そうしたいと願い、
マクラスキー少佐にその旨を通知した。
だが、この通信も少佐機に通じなかったため、
結果として、両隊が一番近い空母を目標に定め、
全機が加賀に向かうことになった」 なんてこったい!
というわけで、明日から帰省するので
お休みです。
アメリカの無線機器が優秀なはずなんだがなぁ・・・
ミッドウェーは、日本側の失態ばかりが俎上に
載せられますが、敵さんもかなりの大ポカを
やっていますね。
まさに奇跡の勝利
では、また来週ノシ >>870の続き
このままでは、マクラスキー隊全31機が、
加賀一艦に殺到することになってしまいますが、
「1022時(日本時間0722時)、マクラスキー少佐機が
加賀へと急降下を始めた頃、第六爆撃隊(VB−6)の
ベスト大尉は、少佐との意思の疎通が、うまくいってない
ことに気づいた」
(『歴史群像太平洋戦史シリーズ(55)日米空母決戦ミッドウェー』)p149 >>872の続き
>>841の地図で確認すると、
ベスト大尉は、
>自部隊が近い方の目標を攻撃する(>>869)
という演習規則にしたがって、
手前の加賀を攻撃しようとしていた。 >>873の続き
ところが、右奥の赤城を攻撃する(と思っていた)
第六哨戒隊(VS−6)が、かぶさってきたわけです。
そこで、全機が加賀一隻を攻撃しようと
していることに気づいた。 >>874の続き
そこで急遽、第六爆撃隊全機に対し、
目標の変更、つまり赤城を攻撃するように
指示を出したが、
例によって無線の混乱により?
ていうか、攻撃直前の目標変更命令なんて、
日本側でも、徹底させることは難しいでしょう。 >>875の続き
結局、ベスト隊長に従ったのは、
直率小隊の2機のみ。
計3機のみが、赤城に向かって急降下を開始した。 [マクラスキー隊の攻撃]
↑
▲赤城
△→
ベスト大尉(計3機)
↑
加賀▲ ←△マクラスキー少佐(計28機)
△VS−6(ギャラハー大尉)
△VB−6の大部分 >>877の続き
加賀には、4発命中。
そのうち一弾は、艦橋を直撃したため、司令部全滅。
また、赤城には1発命中、1発至近弾
命中した1発は、飛行甲板中央で、格納庫内で爆発したため、
大火災の引き金となった。 >>878の続き
加賀や、この後に紹介する蒼龍は、
20機以上の集中攻撃を受けたため、
惨劇は避けられないでしょうが、
赤城に向かったのはわずかに3機。
しかも直前になって目標を変更するという、
準備の整わない攻撃で、1発命中してしまったのだから、
なんとも無念・・・ >>879の続き
この攻撃目標の割り振りに関しては、
こういう話も残っています。
「マクラスキーは最近、戦闘機から急降下爆撃乗りに
転向したばかりだった。
教範では、急降下爆撃機の二つの分隊が
複数の目標上空に到達したら、
先頭分隊が遠い方を攻撃することになっていた。 >>882の続き
しかしマクラスキーは、自分の分隊を、近い方の加賀に
突撃させた。
その結果、32機の大編隊全部が、赤城を放っておいて
すべての爆弾を、ほとんど加賀に集中させたのである」
(『太平洋の試練』第2巻)イアン・トール/著 p278 >>883の続き
目標割り振りのルールについては、
>>869でも出てきましたが、
ここでは、
先行の飛行隊が、遠い方の目標を、
後続の飛行隊が、近い方の目標を
攻撃するというものです。 >>884の続き
こちらの方が分かりやすいですよね。
どのような位置関係で、会敵するかも分からないのに、
「爆撃隊が近い方、哨戒隊が遠い方」(>>869)なんて、
柔軟性の無い規則だと、不都合を生じやすい。 >>885の続き
もう一度、>>841に戻ると、
おそらくマクラスキー隊のSBD31機は、
少佐を先頭に、VS−5(哨戒隊)→VB−6(爆撃隊)
の順で、編隊を組んで近接したのでしょう。
このルールに従えば、
先行する哨戒隊が右奥の赤城へ、
後続する爆撃隊が左手前の加賀へ
向かうはずでしたが・・・ >>886の続き
全機が加賀へ集中してしまい、
ベスト大尉の機転により、かろうじて3機のみが、
目標を赤城へ変更たというわけです。→>>877
肝心なときに役に立たぬ無線ですなぁ >>887の続き
日本空母攻撃隊の場合は対照的で、
会敵までは、艦戦+艦爆+艦攻隊が
ひとつの集団となって飛行し、
隊長からの「トツレ」(突撃準備隊形作レ)命令により、
艦爆隊は高度5千メートルくらいまで上昇、
艦攻隊は高度1千メートルくらいまで下降、 >>888の続き
艦戦隊は制空と直掩に分かれ、
制空隊は前方に進出して、敵戦闘機を排除し、
直掩隊は友軍攻撃隊を護衛する。
配置についたところで、隊長から「ト連送」
(全軍突撃セヨ)が発せられ、攻撃を開始する。
まことに一糸乱れぬ統率ですね。 豊田譲氏の「ミッドウエイ戦記」によると降下に移ったマクラスキー隊は
爆弾の安全装置を外した途端に数機の投下装置が作動して爆弾を
海に捨ててしまった。
出撃前に付けられた新型の投下装置に問題があったらしくマクラスキー
は「心を込めて」パールハーバーの軍需省を呪ったとかw
更に降下中に何機かは爆撃照準機のレンズが曇ってしまい勘に頼って
投下ハンドルを回したらしい。 >>890 ありがとうございます。
たぶん、それはレスリー隊(ヨークタウン)の方ですね。
>投下装置が作動して爆弾を海に捨ててしまった。
このあたりは、映画『ミッドウェイ』に描かれており、
「ヘレン1よりヘレンメンバーへ、爆撃準備だ」
パチ、ヒューン・・・ドドーン!
「畜生!指が爆撃投下スイッチに!」
「マニュアルスイッチを使え」
「遅い、俺はもう投下しちまった」
「俺もだ」
「こんな電気スイッチを発明したのは誰だ?」
「ヤマモト以外にいるか!」
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