2017.08.07 MON 10:00
AIの進化を前に、日本企業は「働き方」を問うているだけでは未来はつくれない
5?10年以内に全ての業界において株価は崩壊し、経営陣は刷新される──。日本を代表する企業の首脳たちが
集まった円卓で、カーネギーメロン大学教授ヴィヴェク・ワファが伝えた言葉は、いまぼくらが直面する「人工知能」
との共生について、大きな示唆を与えてくれるものだ。3つのポイントから読み解く。
https://wired.jp/2017/08/07/cic-future-of-work/

>「これからのAIは秘書になり友人になりコーチになり、医者にもなりえます。IBMは『IBM Watson』を用いることで、
>5年後にはほとんどすべての疾病を解決するとまで言っています。4年以内には生産されるエネルギーは無制限
>になり、無償で提供されることになるでしょう。食料さえも無料になり、デジタルドクターの登場は医療費も無料に
>しえます。教育だって無料になることでしょう」
>「こうした動きは産業に“破壊”をもたらし、日本にも影響を及ぼします。すべての業界は5〜10年で成長が止まり、
>株価が暴落し、経営陣もクビになることでしょう。自律走行車は3年以内に登場し、5年後には東京の街中を走って
>いるでしょう。10年後には人がクルマを運転することはなくなります。そうしたとき、トヨタや日産が、いまの市場の
>9割を失うことになるのは確実です。日本企業には5年後のAIにポイントを置き、長期のヴィジョンをもって考えて
>欲しいのです。日本は世界でもいち早く携帯電話を受け入れ、ロボットも主導してきた国。新たなテクノロジーの
>取り込みには柔軟なはずです」

まさかのマニア社倒産!

>これに対し、ワファは想定される2つの“シナリオ”として、次の2つを挙げた。
>「200年の歴史しかない米国が考える未来は、シナリオAが『スタートレック』のような社会、シナリオBが『マッドマックス』
>の世界です。格差が広がり、技術にも立ち遅れているいまは、マッドマックスの道に向かっています。

やべぇ、肩パッド買ってこなきゃ。