「お前15・2センチ副砲の装填主な、もちろん手動」 ← なんという鬼より怖い鬼の山城・・・

新兵を二列に整列させたかと思えばその二列で殴り合いをさせる。
上記の殴り合いで少しでも手加減をすれば手加減した者が教官から思いっきり殴られる。
夕食が終わると下士官によって後甲板に呼び出され訓練のあり方や兵器の扱い方などのことで叱られ気合いを入れさせられる。
上記の下士官の説教が終わると古参兵が新兵の失敗を大げさに取り上げてぶん殴ったり精神注入棒などでお尻をぶっ叩く(これを私的制裁と呼んだ)。
一応解散の号令で解散はするが上記の古参兵の「いびり」はその後もなおまだ続く。鬼の山城のゆえんである。
上甲板での「教育」のあと古参兵によって一番下の甲板(下甲板)に集められて古参兵の「いびり」がまた始まる。
難癖をつけられるや否や精神注入棒、クランジパイプ(艦内至るところにある消火ホースの先端につける筒先のこと)、
野球のバット、内舷マッチと呼ばれるモップの柄などでお尻を引っぱたかれたという。
また、ストッパーと呼ばれる、短艇を引き上げるための柔らかいが丈夫な綱をムチ代わりに叩かれることもあったという。
そして時にそれは男の大事な部分をも破壊したと言う。