眉毛のウィンダミア人の説明によると

地球人に接触するまでは自分たちの寿命が相対的に短いことも知らなかった
ウィンダミア人の老いについて気分的には野生動物と飼育動物の違いみたいなもの
動物園で飼えば長く生きられる、でも野生の感覚は失ってしまう
老い方に関しては20代半ばくらいまでは人類とそれほど変わらない
そこから数年でガクッと衰えていく

ウィンダミアは遺伝子操作で寿命をなんとかしようとした時期もあったと思うが、
自然主義っぽいところがあるウィンダミア人の多くは拒否したのか、
もしくは体質的にそれをやってもうまくいかなかったのか
いずれにしろ何かのストッパーが働いてその道はやめたというというときに
ロイドは遺跡のことを知ってネットワーク化を考えた
情報処理の速度を変えれば1秒の意味が変わる
時間あたりにできることが江戸時代と現在では比べ物にならないほど増えている
寿命を延ばせないのならそういうやり方でなんとかしようと思った