WW1緒戦のシェリーフェンプランなどは大々的な包囲機動による敵撃滅を狙った運動戦といわれます。
この運動戦という言葉は旧軍が好きで良く陣地戦との対比で使われていました。

もともとは陣地戦が一定の位置にとどまり戦う形式であるのに対し
運動戦は両者が運動(機動や移動)を繰り返し浮動的な状況で戦う野戦一般をさしていました。


しかし、現在では下記のように扱われる事もあるようです。

運動戦:機動による敵部隊の撃破を目的としたもの
     (敵部隊の撃滅をもって目的を達成する)

機動戦:機動による敵意思の破砕を目的としたもの
     (敵組織の崩壊など必ずしも敵部隊の撃破を目的としない)
     (※敵部隊の撃破を手段とする場合はある)


これだと、機動戦は運動戦の一形態となりますね(旧軍脳