>>177 >>181 >>182

これは私の説明不足だな、
文民統制の原則を前提に、理想的政治と軍事の関係は、
軍事は政治をサービスし必要な助言をする、政治は軍事を理解して必要な工具を提供する。

例えば執事と主人の関係だ。
執事が仕事のノウハウは当然必要だ、主人への理解はないなら一流とはいえない。
主人も執事に必要な物を提供し、執事と信頼し合う、しかしあくまで主人として振舞うことは重要だ。

そのために、政治を理解する軍人は必要し、軍事を理解する政治家も必要だ。

>>180

作戦能力は必要する一方、軍人が自分の行動が政治にどう影響することを知る必要は確かにあった。
残念ながら、この点を確実補足する軍事制度は、フランス革命で発明した派遣議員
、共産党が発明した政治将校、有効だけどそれはそれで危険性がある。

古いやり方なら、政治家と軍人の二足の草鞋を履くを伝統的エリート層が必要だ。米英ではこれら保守エリート層が民主制度の中で上手く機能している。しかしこれは一朝一夕で得る物ではない。
当然欠点もある、軍事産業と退役軍人コミュはこれら政治家経由でそれなり影響力を持つ、時々非効率的のことを言い出して、改革を抵抗する。
まあ、人が作り出し制度に完璧な物は存在しない、時代と共に修正し続けるしかない。