これが従来のFMなどでも政治と軍事戦略が明確に説明されず、
 代わりに軍事ドクトリンだけが詳細に解説される所以ではないかと思います。

ただし・・・
 これが正しい訳ではなく、この行き過ぎがソ連自体を崩壊に追い込む要因になっているあたり
 政治と軍事を一体化ぜず分離する西側の方が、政治と軍事の関係において適切なのでしょう。
 逆にいえば、当時のソ連を分析するには政治と軍事を分離して考えて駄目なのだと思います。

 西側から見れば「それはおかしいだろう」「そこは分けて考えるべきだろう」となっても
 ソ連では分けていないので、分けて考えると本来のソ連軍の意図を見誤る可能性が…
 (分けてないからソ連は崩壊したのですが…)