>>632
>防御における主動
各種手段で受動の不利を克服し主動性の奪回を図る、
情報活動により敵の動向を察知し、
奇襲的な火力、機動打撃によって云々

これ単体では、間違ではないと思うが、攻撃との比較で、例えばクラウゼヴィッツの立場だと、
防御側は、そもそも戦場の前方地域に事前準備として警戒監視網を構築できるから情報面でも有利、
奇襲の機会も十分にある、その利点を活用せよ。受動の不利?と、なるやに思う。

その戦史上の裏付は、クロアチア猟兵(バンドゥール)やハンガリー軽騎兵(フサール)の
警戒監視スクリーンで
フリードリヒ大王の攻撃機動が補足され、ダウンの防御火網に何回もなぎ倒された事実がある、
とは、プロイセン王国の忠臣として露骨には書けない、けど書きたい、
と、いう苦心を察すると二倍面白いです。<戦争論
本質は、大王の用兵にかなり批判的。