海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 27

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2017/11/12(日) 19:11:35.01ID:p8P1aH/a0
陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。

初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。

※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
  について主に扱うスレッドです。
  世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 26
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
2017/11/21(火) 19:22:59.27ID:TutbBZtra
「機動戦」論者の言う「機動」は、古代のマラトンの戦いから、モンゴルから、フリードリヒ・ナポレオン・ブリッツクリークetc.の「機動」に、
既にOODAループへの効果を狙ったものがあったと。
「戦い」の「本質」だと言ってるわけです。

良く言及されるMigとF-86の話以外でも、エネルギー機動上有利なはずのYF-17が、
コンペでYF-16に敗れて契約をかっさらわれたことも契機になってる。
2017/11/21(火) 19:40:13.58ID:TutbBZtra
何か一般公理的な「自然原則」があるわけではなくて、
戦史の有効な解釈として「規範原則」があるわけで。
だから戦史のヒストリアンでもあるマイケル・ハワードや、ジョン・ボイドの学説の有効性は、
時代が経過しても煌めきを失わないわけです。
2017/11/21(火) 19:50:03.70ID:TutbBZtra
逆に軍事思想を一般原則化しようとした人は、現代(イスラエル学派)ではちょっと疑問視されてる。
<ジョミニ・マハン・フォッシュ・シュリーフェン・フラー・ドゥーエ
リデル・ハートも微妙。
2017/11/22(水) 08:20:12.67ID:5+ZRd+t40
>>82
ダメライターの話は、そういう階層構造やその構成要素の捉え方の違いのレベルじゃなくて
戦術レベルの話で作戦を説明しようとしたりとか、戦争に階層構造が存在していること自体を
理解していないこと
あるいは熟考の末に認めていないのかもしれんが、ひどく前衛的な捉え方だな
2017/11/22(水) 08:50:14.88ID:8kHpeKXs0
>>82
>戦略と作戦を垂直に位置付けずに、社会・作戦・兵站・科学技術を水平に捉えて戦略の構成要素とする説
これも、戦略と作戦には階層の違いがあることを認めないとか、作戦が戦略よりも上位にあるといってるわけではないよな

>金目から戦略にダイレクトに繋がるであろう兵站
どうして「繋がるであろう」といえるのか根拠を示せる?
2017/11/22(水) 09:03:37.28ID:8kHpeKXs0
>>84
>何か一般公理的な「自然原則」があるわけではなくて、
>戦史の有効な解釈として「規範原則」があるわけで。
と簡単に言いきってるが、(自分で補足しているように)
>逆に軍事思想を一般原則化しようとした人は、現代(イスラエル学派)ではちょっと疑問視されてる。
程度だよな
2017/11/22(水) 09:07:44.35ID:8kHpeKXs0
ジョミニ(もっとさかのぼればヴォーバン)の系譜とクラウゼヴィッツの系譜は、用兵思想の二大潮流なんだよな
二大潮流の一方、つまりジョミニ・マハン・フォッシュ・シュリーフェン・フラー・ドゥーエなどを知らずに
用兵思想を語れるのか? と
例えば米軍で「クラウゼヴィッツ・ルネサンス」とかいわれるのは、逆にいうと、
それまではジョミニの系譜に連なる用兵思想がどれだけ根強かったのか、ということ

いや、自分の戦争観も、ジョミニじゃなくてクラウゼヴィッツ寄りだけどね
90名無し三等兵 (アウアウウー Sa05-UwnI)
垢版 |
2017/11/22(水) 09:46:08.61ID:oEJSjeQ8a
マハン思想は覇権国家になれる潜在能力のある国には鉄板だぞ。
信長の野望とかHOIをリアル世界でやるだけだから。
2017/11/22(水) 10:05:46.22ID:zWAD63br0
>ALL
疑問提議!

>ジョミニ(もっとさかのぼればヴォーバン)の系譜とクラウゼヴィッツの系譜は、用兵思想の二大潮流なんだよな

この2つの系統は確かに二大潮流であり、よく相反したものと捉えられる事が多いが本当に相容れないのであろうか?

ジョミニは戦争のハウツー
クラウゼヴィッツは戦争のホワイ

と言われます。
確かに戦争論は単なるハウツー本ではありません。

ですが、ハウツー的要素が存在しないか?というとそうではない。
実際はハウツー本として書き始めたら、それだけでは説明できなくなり、そこを突き詰めていったら冒頭の書きなおしにいたった(そして未完)
この戦争論の成立過程自体が、実はハウツーの理解がホワイ理解の前提とも言えるのではないか?

ホワイがあればハウツーは不要?
そんな事はないと思うのです。

両方存在し、そのハウツーの応用力を高める為にホワイの理解が必要になるのではないか?
(逆に、ホワイを理解するからこそ、ハウツーを的確に利用できる)

ホワイだけでは、不十分ではないのか?
二大潮流に分けて、相手を批判、否定する事は、そもそも大きな間違いではないのか?
2017/11/22(水) 10:36:23.65ID:H3hIpUMga
ジョミニは普遍的な原則より戦史の前例の解説に寄ってて
クラウゼヴィッツは前者を重視してるという書籍としての方向性の違いはわかりやすいが
その違いがもっと根本的な戦略論に対する思想の違いをわかりにくくしてるが
そこで言えば対極と言うほど差のある物ではないだろうな
これは両書籍の不完全性というか二人がもっと本を書く前に死んだせいもあるだろうけど
だが後の歴史にあらわれたマハンやカステックスは普遍的な原則も戦史の解説も両方とも満たした結果すごい文量になってるわけで
これはこれで読む相手を選ぶ結果になってるし要点の解説をわかりにくくしてる
ただ個人的にクラウゼヴィッツがこれほど持て囃される最大の原因は
その本の不完全性故に研究科の"探求欲"を刺激する事と後世の戦略家達への影響によるものだと思うから
そこが書籍としての魅力を増加させてる
つまり純然たる教育書としての能力はクラウゼヴィッツの戦略論にもジョミニの戦略概論にも足りないし
その本人達自身が持つ歴史的経緯や後世への影響などからして戦史研究や用兵思想[史]研究には不可欠だと思うが
別に現代やこれからの戦争の用兵について考えるのにクラウゼヴィッツやジョミニの研究が必須とは思わない
2017/11/22(水) 12:36:52.52ID:5+ZRd+t40
戦争を不確かなものと捉えるか(クラウゼヴィッツ)、確定的なものと捉えるか(ジョミニ)、
根本的な戦争観の差
2017/11/22(水) 13:01:32.64ID:zWAD63br0
>戦争を不確かなもの

その全体として不確かな戦争の中に存在する、一定の確からしさを組み合せ繋いでいくことが作戦や戦術ではないのか?
クラウゼヴィッツは防勢の利なども唱えているが、一定の確かさがなければ、そのような話も存在出来なくなる
2017/11/22(水) 14:28:24.65ID:5+ZRd+t40
本質と部分の混同
2017/11/22(水) 15:53:08.37ID:zWAD63br0
>95
それをいうなら、クラウゼヴィッツとジョミニを対比するのは、

社会における戦争とは何か?
 と
軍事行動はどうすべきか?

というそもそも別の目的を持った議論/論説を混同して同様に扱い、相容れないとしてませんか?

この2つの命題は現実において同時に存在できるはず。
というか現実に同時存在している。
(戦争論の成立過程という現実が、それを物語っている)
2017/11/22(水) 16:26:48.22ID:1UFJydvm0
>>91
優れた実践から理論が構築されて、その理論がさらなる実践と時代の変化に磨かれることでまた別の優れた実践が…
というのは教育や経営なんかでも聞く話だけど、軍事でも似たようなことが起こるという解釈でいいのだろうか?
2017/11/22(水) 18:08:03.05ID:zWAD63br0
>97
それは軍事でも起きると思います。

しかもそれが1人の人間の思考の中だけでさえ起り得る
その結果が戦争論だと思うのです。

(しかも、書きなおしの途中で終わったが為に、まだ前段階の実践が残ったままの状態というのが、ある意味重要なのかと)

そして戦争という社会現象全体を見回せば、非常に混沌とし不確かなもの
しかし戦役、会戦、戦闘と下がってくるにつれ、摩擦などによる誤差は生じるものの
ある一定の確かさというものも観測される
(完全な確かさでは無い事に注意)

その一定の確かさの存在を認識しなければ、作戦や戦術を組み立てる事は不可能なのではないか?
ジョミニの完全性を否定するあまり、過度に確かさをを否定してしまうと、何もできなくなる。


例えば
>93 貴官は何を根拠に作戦計画を立案しますか?
2017/11/22(水) 20:25:03.58ID:YVxyUUlca
>>98
それは、ある程度実績のある方法論があるな。<不確実さへの対応
「分析と総合」による。
MDMPってまさにそれだし。

行動方針の列挙>各行動方針の分析>結論(総合化)
これを、状況に即してフィードバックする。
不確実性を無理に一般公理化せず、特殊ケースのまま敵味方の意思の干渉をバラして言って組み上げる。
兵棋演習でケーススタディを深堀していく意味もこれ。
2017/11/22(水) 20:36:22.17ID:YVxyUUlca
不確実さを、不確実さのまま扱うのが扱うのが、二十世紀の後半に出てきた考え方。
それを19世紀半ばに取り込んだクラウゼヴィッツは、やっぱ破格な先進性なわけです。
ヘーゲルと概ね同時期だし。

ダーウィンの進化論も少し後だし、物理学の量子力学もかなり後。
金融工学なんかはつい最近。
不確実の塊のAIなんかは、昨日まで錬金術扱いされてきたし。
2017/11/22(水) 20:53:15.89ID:YVxyUUlca
軍事戦略の決定プロセスも、基本は目標(テーゼ)に対する現状ギャップ(アンチテーゼ)を解決して「進化」する方法論(アウフフェーベン)で策定されてる。
無自覚に。

テーゼ:島嶼侵攻対処
アンチテーゼ:対着上陸重戦力、対潜特化海軍、防空特化空軍の現状
アウフフェーベン:統合機動防衛力の構築

別に新規なことではなく、本質を捉えて組織的に戦略を議論しましょうと。
2017/11/22(水) 21:11:31.97ID:YVxyUUlca
ジョミニのフレームは、現代軍でも使用されてるが、「確実」な原理ではなく、
進化の途上にある一つのテーゼ、マイルストーンという扱いだと思う。
ナポレオン戦争の遺産は、ジョミニ以外も師団制度、グリヴォーバルシステム、テイユの作戦的火力運用、
ギベールの混合隊形、散兵線と多々あるが、
絶対真理ではなく、有効なら使い、アンチテーゼが勃興すれば新たな進化を目指す、ということでしょう。
2017/11/22(水) 23:54:36.87ID:DiN9p2C+0
ジョミニは教範よりでクラウゼビッツは用兵学よりだと思っている
2017/11/23(木) 08:09:42.62ID:lkzuxdA50
>>96
特定の本の記述内容の方向性と、根本的な戦争観は別の話
用兵思想の二大潮流といった時の二大潮流とは、
特定の本のの記述内容の方向性ではなく、
根本的な戦争観の話。
2017/11/23(木) 10:35:28.83ID:XTFsNBkjx
不確実性を受容した中で確実性を追う事は相反することですか?
 →現在の不確実性の中で、いかに確実性を上げるか?

確実性が存在するとした上で、現実の不確実性を受容する事は相反することですか?
 →現在の不十分な確実性をいかに利用するか?
2017/11/23(木) 11:02:52.92ID:XTFsNBkjx
しかし、この考え方に罠があって、不確実前提で別の方法論もあります

不確実性を受容した中で確実性を追う事は相反することですか?
 →現在の不確実性の中で、いかに確実性を上げるかを目指す(米陸軍)
 →現在の不確実性を利用し確実な結果を求める事を目指す(米海兵)


>104
貴官は海兵士気を言いたいのだと思いますが、不確実性を認識するだけでは上記のような差異を生んでしまう危険性があると思うのです。

さて、下記に比べて如何でしょうか?こっちもこっちで同様の理解に達することは可能です。

確実性が存在するとした上で、現実の不確実性を受容する事は相反することですか?
 →現在の不十分な確実性をいかに利用するか?(現実的論的解決法)

結局、不確実性を不確実として扱うというよりも

「不確実を利用する」という着想が重要であり
それはどちらからも理解できる話にいきつきませんか?
2017/11/23(木) 11:08:56.45ID:XTFsNBkjx
クラウゼヴィッツが本質であり、ジョミニが間違っている


これは不確実性の原理から言えば、確実性になっていませんか?
現実は両者のバランスというか

不確実性の中に一定の確実性が内包されている
というものではないでしょうか?

(だからその確実性をどう使うか?という着想にも繋がりやすくなる)
2017/11/23(木) 11:54:54.99ID:JxWAeI0Ar
より分解すると

相手の不確実性を衝くために
(不確実性の利用)
我の確実性を利用する。
2017/11/23(木) 12:16:59.56ID:VN8gEFPY0
我にもまた本質的には不確実性が存在することを前提とするのがクラウゼヴィッツ。

「本質的に」不確実性の存在を前提とするのかしないか。
言い方を変えると、不確実性と確実性のどちらが(すでに人知によって解明されているかいないかにかかわらず)
「本質的な」前提として存在すると考えるのか。
その差。
2017/11/23(木) 12:23:31.37ID:VN8gEFPY0
(すでに人知によって解明されているかいないかにかかわらず) 絶対的な正解は存在しており、
それにどうやって近づくか、と考えるか。
絶対的な正解などそもそも存在せず、その場その場での正解しか存在しない、と考えるか。
2017/11/23(木) 12:25:06.66ID:qHo0y/vv0
>その場その場での正解しか存在しない

一面真理だとは思うがそれだと用兵学なんてものは必要なくなってしまう
2017/11/23(木) 12:30:12.69ID:VN8gEFPY0
その場その場での正解(複数ありうる)をどうやって実現するのか
サイエンスによって、
アートによって、
マネジメントによって、
アプローチの潮流は大きく3つに分けることができる(これが唯一の分類法といいたいわけではない)

これはアプローチの潮流であって、根本的な戦争観の話とはまた別の話。念のため。
2017/11/23(木) 12:39:01.54ID:VN8gEFPY0
相手の状態によっても、「その場その場の正解」は変わってくる。
だから、敵を知り、己を知りましょう。
これも有名な用兵思想の一節ですが、
「用兵学なんてものは必要なくなってしまう」んですかね?
2017/11/23(木) 12:45:29.72ID:VN8gEFPY0
もちろん、絶対的な正解が存在するという前提で、
サイエンスによって、
アートによって、
マネジメントによって、
アプローチすることも可能。

根本的な戦争観の話と、正解に近づくためのアプローチの話は、別の話。

>「不確実を利用する」という着想が重要であり
>それはどちらからも理解できる話にいきつきませんか?
そのとおり。だって別の話なんだから。
2017/11/23(木) 12:57:11.32ID:aNxuEoIg0
正解が不確実である事と不確実しか存在しない事は違う 
戦争での考え方なのか、用兵学の前提なのかという点で話がズレてんじゃない
2017/11/23(木) 13:24:57.73ID:lkzuxdA50
Lansは、最初は、根本的な戦争観(根本における不確実or確実)の話と、本の記述の方向性(WhatかHow)を混同していて、
その後は、根本的な戦争観の話と、方法論(手段、アプローチ)の話を混同している。
117名無し三等兵 (ワッチョイ 678b-sHL3)
垢版 |
2017/11/23(木) 16:22:29.14ID:gW4PGxSL0
中国人なんてゴミみたいなもんだ。
2017/11/23(木) 16:25:42.35ID:qHo0y/vv0
>>113
戦争というものは再現性のとぼしい1回性の高い出来事なのだが
研究は必要だ。
研究しないと教範が作れない。教範が無いと訓練も作戦計画も作れないからね。
2017/11/23(木) 23:33:40.17ID:TZ/0k41Va
>>118
戦争は再現性のないものだけど、それでも戦例にしても研究する理由ってのは、
「未経験の出来事に正対した時、出来事への対応を判断するのに参考にするのは
過去の経験である」と明示してあげないと意味が通じない人もいるんでは?w
(ちなみにその手の判断を養う基礎教育がCGS課程だ、というのを元現役の人に
聞いた事がある)
2017/11/24(金) 16:07:48.07ID:0E3Nyqv80
不確実であるがゆえに「原理・原則」を抽出するよりも、
「事実」(戦史)の観察から始めましょうと言うとるわけですよ。<クラウゼヴィッツ

一見類似しているようでも、ジョミニとクラウゼヴィッツの方法論は違う。
ジョミニは「原理・原則」が主で「戦史」は一例であるのに対し、
クラウゼヴィッツは「戦史 」が主で、原則的な部分は「戦史」を整理するインデックスなわけです。
それは、「戦争論」と「戦争概論」の戦史部分の厚みの違いを見ただけでも明白。

ウィーン体制を守護したい貴族連中にジョミニは大受したが、
「事実(戦史)を見ろ」とするクラウゼヴィッツは「共和主義者」として干されていた。
ただし、我々にとってどっちが有益であるかと。
2017/11/24(金) 16:31:53.39ID:0E3Nyqv80
クラウゼヴィッツの提唱した「不確実性」に対する処方箋を確立したのがモルトケで、
それが戦略と切り離して、彼我の意志の激突による不確実性を、
継続学習によるフィードバックループで対処する「作戦術」。

戦役計画段階では、「戦史」や「調査研究」の「事実の観察」から出発して、兵棋演習や部隊実験で検証(分析・総合)してOODAループを回す。
回して、回して観測との誤差を潰して不確実性による触れ幅を小さくする。

某課程の入校条件にしてる「原則図示」。
あれは不毛だと思うんだけどね。
「戦いには不変の原則がある!」って著書の帯に書いちゃってるOBもいるけど。
2017/11/24(金) 16:39:05.23ID:0E3Nyqv80
「近い将来、支那軍と戦争する」と真剣に考えたら、「原則」を重視して作戦計画を立てるか?

それよりも、最近の戦争であるイラク戦争、アフガン戦争や、
島嶼の例であるフォークランド紛争、戦場に近い沖縄戦史を真剣に分析して、
そこから「学習」しようとするんじゃないか?常識的に。
クラウゼヴィッツ・モルトケの方が首肯できるけどね。
2017/11/24(金) 16:58:35.52ID:2QDLtzBw0
>121
>戦役計画段階では、「戦史」や「調査研究」の「事実の観察」から出発して、兵棋演習や部隊実験で検証(分析・総合)してOODAループを回す。

そこはPDCA
OODAはPDCAを廻して作られた計画を実施する時に廻す判断ループ
つまり、PDCAの中で廻すもの



それに作戦術における計画策定の一手法であって、それが作戦術という訳ではない。
2017/11/24(金) 16:59:00.40ID:2QDLtzBw0
>継続学習によるフィードバックループで対処する「作戦術」。

それに作戦術における計画策定の一手法であって、それが作戦術という訳ではない。
2017/11/25(土) 00:21:25.54ID:MUrC2CAY0
>>119
>過去の経験である
もっともな話しではあるのだけれど、問題はその歴史が真実なのだろうか?ということになる。
近年、桶狭間の戦い、関が原の戦い等、旧陸軍参謀本部の日本戦史で説明されていること(定説)
と異なる研究が発表されている。戦史教育で教育されている事実が実は違うとなればそれは
根幹から崩れてしまう。

もし教育したい内容が盛られていればいいのであれば、それはフィクション(いわゆる想定)で
いいということになる。
126Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
垢版 |
2017/11/25(土) 14:27:07.44ID:fg/GYyq10
人生と同じく、戦略は不確(未知)の中に有確(既知)を求め、未来を予測し、対策を練り、さらに有利な未来状況を作り出す芸術だ。
そのために知識(情報)は重要だ。
クラウセヴィッツをはじめ、ドイツ流軍学最大の問題点は戦争の不確定性を強調するあまり、情報を軽視し、将校の本能反応と臨機応変だけで状況の変化を対応する節がある。


孫子兵法の神髄の一つは「先知」を強調すること、情報を重視するによって戦況を先読みの能力を獲得する。
さらにそれを利用し、主動によって自分に有利な状況を作り出すこと。
127Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
垢版 |
2017/11/25(土) 14:34:33.63ID:fg/GYyq10
>>122
中国軍と戦いたいならまず中国軍を知ること。
対抗系のプロスボーツでも自らの得意戦法と基本能力を確立することは重要だけど、相手を研究することも極めて重要だ。
世界レベルになると臨機応変だけでは勝ってない。
野村克也を習うべし。
128名無し三等兵 (ワッチョイ 0780-g5Yu)
垢版 |
2017/11/25(土) 14:46:31.98ID:fg/GYyq10
しかし闘戦経と日本の武術を研究すると、どうも日本の伝統兵学とスボーツの精神教育は自己完結性が高すぎる。
自分の能力を高めるを強調するのは良いことだけど、
相手の事を考えていない、あるいは想像上の敵と戦っている気味。

中国文化の精神教育は逆に相手の穴を探す癖があるため、自分の能力を高めることを忘れる気味、チートとカンニングあるなら躊躇なく使う。
129Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
垢版 |
2017/11/25(土) 16:07:20.79ID:fg/GYyq10
言い忘れた。
戦略/戦術は芸術かつ対抗性ある流動的状況に使用するため、原理原則を習うでも基本的に日本でいう「守破離」の段階に当てはめると私が思う。
ジョミニ流のSOP(standard operating procedure 標準作業手続)戦術は初心者入門に向いてるだけど死守すべき物ではない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E7%A0%B4%E9%9B%A2
守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表している。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。
最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。
個人のスキル(作業遂行能力)をレベルで表しているため、茶道、武道、芸術等だけでなく、スポーツ、仕事、勉強、遊び等々、世の中の全ての作業において、以下のように当てはめることができる。
守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 〜 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
(略
130名無し三等兵 (バットンキン MM3f-sHL3)
垢版 |
2017/11/25(土) 16:19:38.19ID:0CkdrhgoM
>>127
ベルリンに赤旗揚がって南京に日章旗揚がって、第二次大戦が終わった。
131Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
垢版 |
2017/11/25(土) 16:27:02.26ID:fg/GYyq10
戦史を研究することは、先人の経験を利用して、少しでも分からないこと(未知)を潰すことだ。
それでも新しい発明された初見殺しの技を食らう事は必ずあるが、
聖闘士に同じ技は二度も通じぬ
132名無し三等兵 (ワッチョイ ff23-vzli)
垢版 |
2017/11/26(日) 00:04:10.01ID:6nCX8w480
>>127
中国軍も1979年の中越戦争が最後だから、その後の
改革がどの程度の実力アップに繋がったか、データが
少なすぎて判然としないね。
2017/11/26(日) 17:52:32.73ID:jOap9x6y0
色々アレな記事だけど
米軍が本気でニュータイプ育成に挑むワケ
https://news.nifty.com/article/magazine/12179-20171126-23635/

往年の人気アニメ「機動戦士ガンダム」には特異な能力を持った「ニュータイプ」というキャラクターが登場する。
人並み外れた直感力や洞察力を有する人間として描かれていたが、なんと米海兵隊が、このニュータイプ能力を持った兵士を育成しようとしているのである。
ネットメディア「デイリー・ビースト」は、情報公開で入手した米海兵隊の訓練マニュアルをひもといたところ、
米海軍が米海兵隊員の直感力を高めるプログラムを開発していたことがわかったと報じた。
(中略)
要するにホラー映画「シックス・センス」に登場する霊感少年のようになるためのオカルト的な研究ではなく、
ちょっとした出来事をうまく拡大解釈して先読みできるようにしようというものである。
実際、ONRスポークスマンのボブ・フリーマン氏は、デイリー・ビーストの取材に対し
「これは普通の人々がすでに持っている能力を改善する能力だ」と述べている。

また、最近の米軍における作戦立案でも直感で行動するメリットが重要視されているという。
この背景には、戦いで勝つには、敵を上回る速さで矢継ぎ早に意思決定と行動を繰り返し、
主導権を握って圧倒すべきだが、近年の戦略および作戦環境は複雑で不確実さが増しているため難しいというものがある。
いちいちロジカルに考えていては相手に殺されるので、直感による行動が求められるということだ。
134名無し三等兵 (ワッチョイ 47b3-g5Yu)
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2017/11/26(日) 22:43:03.20ID:FxC6AqA80
>>132
良く分からない敵と戦えてもしょうがない。
冷戦時代と同じく、中露の軍事情報は西側ほど公開的ではないが、それでも軍オタは公的情報を少しでも探すがセオリーだ。
正式な情報機関ほどまで行かないでも、例えば軍事関係ニュースを細かいに収集すれば、何年後で発展の脈絡を読み取れる。
公開情報を収集して分析するのは正式な情報機関もやっているの方法だ。塵も積もれば山となる。
極端の例を挙げれば、最新情報ではないが、世の中にグーグルマップで一国のミサイル陣地を一つ一つ探し出した猛者があった。

>>133
あれは多分旧ドイツ軍と旧日本軍の幹部教育でよくやった短時間決断訓練ような物と思う。
戦況が不明でもとりあえず臨機応変で「多分状況が改善すると思われる」の個人判断に従って部隊を動かすが目的だ。
メリットは大いにあるが「作戦重視情報軽視」に走るの要因でもあった。
実は最近、ネット上で自称元海兵隊の人から最近のイラク戦争実話テレビ映画《The Long Road Home》を見た感想を聞くと、
映画主人公たちの陸軍部隊は待ち伏せされたとSOPに従って現地で陣地防衛体制に入ったが、
彼曰く彼の経験によれば海兵隊ならHMMWVを前に出って敵を引き付き、別動隊を側面に向って反撃する。
このドイツ流の動きは素早く動くため、一見非常に強いが、長期戦に脆い。さらに上手く行かない時に事態が予想外の方向に悪化する。
135Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 47b3-g5Yu)
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2017/11/26(日) 22:54:01.33ID:FxC6AqA80
本来、情報収集からの状況判断は職人仕事で、経験さえ積めば速やかに直感的に判断を下すことは可能だ。
自動車をよく調べた車オタが一見だけで車の型番を分かるようなことだ。
普通の人々が戦況を正しに認識することは本来経験が必要だ。
EスボーツのRTSとFPS界隈でもそうだ。

その能力を強引な訓練で得たいでも、才能の無い人はカンナエのハンニバルに成らない、
ウァロのような自分の判断を理由なく信じて疑わない人になる可能性が高い。
自分の判断を疑う小心者がマシの場合は確かに存在している。
136Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 47b3-g5Yu)
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2017/11/26(日) 23:11:25.33ID:FxC6AqA80
クラウゼヴィッツ理論の欠点の一つは、彼はナポレオンやフリードリヒ大王ような天才に魅され、大半の指揮官はただの凡骨という現実を忘れた。
野球をやっても長嶋茂雄ような天才を習うでもしようがない、野村克也ような地味に地力を上がって、地味にデータを集まって強くなる方が現実だ。
2017/11/27(月) 00:38:08.33ID:puhfP96g0
>クラウゼヴィッツ理論の欠点の一つは、彼はナポレオンやフリードリヒ大王ような天才に魅され、大半の指揮官はただの凡骨という現実を忘れた。

だったかな。小生の理解では天才に真正面に対抗するのは凡人には不可能だから直感に頼らない戦争をしよう!という話しに見えるのだが。
138名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
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2017/11/27(月) 01:08:04.59ID:t7izJVfaa
平地決戦型の大陸軍をつくるならクラウセビッツでいいと思うよ。
ただし彼はロシア遠征軍と戦ったに過ぎずスペインのゲリラ戦は経験していないから
真似すると日中戦争の日本軍みたいになるな
2017/11/27(月) 01:22:08.06ID:puhfP96g0
ビッツさんはむしろ日中戦争の日本軍みたいにならないように自国領土に引き込めといってると見えるが。
むしろロシア軍みたいに引き込め、非正規軍をつかってゲリラしろっと言っているように見えるが。
140名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
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2017/11/27(月) 01:32:45.99ID:t7izJVfaa
コサックつかって遊撃戦やれというのはその通りだが、
追撃戦の末に西欧に進出して攻撃側に回った時に非正規戦をどう戦うかまで書いてたっけ?
2017/11/27(月) 01:41:04.43ID:puhfP96g0
>>140
国内戦において敵に対して摩擦を強めろと書いている。
具体的には敵軍の存在しない地域で活動しろと書いている。
攻撃するにしても国内での攻勢防御。
142Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 02:25:47.62ID:Lt7vjs3V0
>>137
以下私見
《戦争論》後半の未改修How to部分は、積極的行動によって相手にプレッシャーを与えつつけ主導権を握る、最終的に決戦によって決定的勝利を勝ち取ること、を理想にしている。
後人がドイツ流軍学として体系化する時もそこを重視した。
いわば基本的に決定点に戦力を集中してガン攻めの理論だ。
ナポレオンの戦争を理想にしているだからこのような理論になった

しかし戦況判断に必要な情報の重要性についてあまり論じていない。小手先の技や細かい立ち回りもあまり重視しない。
綿密な調査と堅実な用兵で細かい勝利を積み続け、あるいは会戦に負けて戦争に勝つ、様々な駆け引きによって全体的優位を作り出す、例えばイギリス風の勝利は想定外だ。
これはクラウゼヴィッツがよく批判された要因でもある。さらに科学技術の更新についてはジョミニほど論じていない。

ドイツ流軍学はガン攻め決戦主義、さらに戦力が消耗しやすいのは一番の欠点だ。
ソ連軍はその欠点をいくつ改善した。情報網を作り上げ、国力が物を言う、圧倒的兵力(あと火力)を持って決戦、指揮システムを目標にする、補助的ゲリラ戦の導入など改変した。
しかし基本的に総力戦の大立ち回りを前提にしている問題は解決しない。
143Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 02:40:51.51ID:Lt7vjs3V0
《戦争論》はよくオーストリアのフォン・ダウン元帥を引き出して、基本的に彼は優位な兵力を持ってにも拘らず、その用兵は消極的すぎるなどの言葉で批判する。
逆に大抵全ての攻撃がダウンの優勢兵力と堅実な防御の前で失敗したが、フリードリヒ大王の積極的用兵を褒める。クラウゼヴィッツの理想が見える話だ。
多分彼はローマのファビウスとイギリスのモントゴメリーような戦い方もあまり褒めないだろう。
奇妙なことで、攻撃型軍事天才の天敵は大抵あの手の執念が深く、用兵が慎重すぎると批判され、防御が得意の人だ。
144Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 03:03:10.95ID:Lt7vjs3V0
話を戻ると、攻めている間でドイツ流軍学は強いだけど、防御と陣地戦に不安定。
自軍の準備が整う前に積極的に奇襲攻撃を試すため、敵が弱い時はあっさり取るが、敵が防御の用意ある場合は勝っても損害が少なくない。
さらに攻撃的軍風は戦闘以外に様々な影響が出る。
曰くアメリカ海兵隊はアメリカの脳筋担当、
逆に装備が贅沢でも戦術が愚直と言われているのアメリカ陸軍がそこそこインテリ、安定感を求めるならアメリカ陸軍。
2017/11/27(月) 18:43:01.55ID:uHSz8A9Ta
>>143
クラウゼヴィッツは、防勢作戦の枠組の中での攻撃も考慮して、防勢の優位性を説いている。
それから見れば、ダウンは消極的に過ぎる。さらに、フリードリヒ大王は主君筋。
ただし、よくよく読み込んでいくと大王に対してもかなり辛辣なことが分かる。
フリードリヒ大王は、霧と摩擦は認めないデカルト派なので。

さらに師匠筋のシャルンホルストは、フリードリヒ大王亡き後の貴族連中の不安を利用して
軍制改革、参謀本部、陸軍大学をぶったてた。
この処世術を「怜悧なシャルンホルスト」という。
グナイゼナウ、クラウゼヴィッツは若干血の気が多いので戦争が終わると干されるが。
2017/11/27(月) 18:57:27.59ID:uHSz8A9Ta
>>144
歴史的にドイツは防勢が基本。
三十年戦争当時から周囲が攻めこんでくるんです。
中世から近世までずっと「ドイツ問題」「イタリア問題」でフランスとハプスブルグが暴れるのが欧州の課題。
19世紀に、やっと統一したのに、植民地経営で泡銭掴んだフランス引っ掻き回し、
WW1は真っ先に動員したのは露仏側のロシア。
ドイツが西部戦線で攻勢に出たのは初年度と最終年度。
あとはフランスが攻めまくって自滅してた。

ソ連が崩壊し、ドイツが統一され、フランスがそれを承認したら嘘のように平和になった。
二十世紀初頭に、これに気づいていたら、欧州のポストモダンは百年早く来たのにな。
147Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 19:08:32.99ID:Lt7vjs3V0
>>145
一応距離の問題と自国内の優勢を認めるが、クラウさんは「攻めないと死ぬ病」の大元のは確かだと思うぞ。
クラウさんは基本的に「防御は消極」と認識する、陣地戦と野戦築城も嫌だ。
さらにジョミニのような相手の交通線を攻撃する策や時間稼ぎの戦術を小手先の技と見做し、「敵の兵力(戦闘力)を撃破するによって敵の勇気(戦闘意思)を粉砕する」
が最善の策と考えている。
皮肉なことでクラウさんのアイドル.ナポレオン君はまさに交通線が攻撃されるゆえにロシアで負けて、最後の戦いもイギリス軍の時間稼ぎ防御戦の前に破られた。

>>146
七年戦争は全体から見ればフリードリヒ大王がアホにも戦争を始まって、攻撃が失敗した後、フランスとロシアに囲んで棒で叩かされ、個人の超絶戦術と幸運で亡国を何とか防いだ話だ。
ドイツの伝統国防問題は自国領土で戦うが嫌なので、他国に攻めて失敗してフルボッコされる。戦闘が強い割に戦争の勝率はいまいちの理由。
名監督ビスマルクさんがいないなら勝率はさらに低いだろう。
ナポレオン君も強すぎる故にフリードリヒ大王病を掛かった一人。
148名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
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2017/11/27(月) 19:10:35.09ID:yl1+bqSUa
クラウセビッツの生きた時代のプロイセンではユンカーが領民兵を集めて封建的な戦争をしていたのであり収穫までには決着つけたいという思考が根底にあるのではないかな。
2017/11/27(月) 19:12:58.62ID:uHSz8A9Ta
メルケルが偉そうなのは、「民主主義の時代に、国際的にも武力や経済力が強い奴がのさばってるのが正しいのか?
ポストモダンをリードしてる賢い国(つまりドイツ)がヘゲモニーをとるべきでしょ。」
と言外に主張してて、米国の保守系のストラテジズトをイラッとさせてる。

ただし、統一後のドイツは速やかにリベラルに汚染されて阿呆になったので、
これに該当する警戒すべき国はヘブライ大学擁するイスラエルだと思う。
ドイツの軍事思想や歴史学の方法論もイギリスのロンドン大学やオックスフォードを経由して
イスラエルが吸収し、今やメッカになりつつある。
要警戒。
2017/11/27(月) 19:22:10.66ID:uHSz8A9Ta
>>148
フルシーズンで戦争するようになったのは、コルシカの戦争狂からや。
それまでは冬営が基本。
151Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 19:23:17.52ID:Lt7vjs3V0
>>フリードリヒ大王がアホにも戦争を始まって、攻撃が失敗した後、フランスとロシアに囲んで棒で叩かされ

すまん、オーストリアを忘れた。

>>148
プロイセン王国は近代的常備軍制度の発祥国。プロイセン徴兵官の強制徴兵は農村部で悪名高い。
152Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/27(月) 19:28:02.02ID:Lt7vjs3V0
プロイセンの強制徴兵について『スイス傭兵ブレーカーの自伝』(刀水書房)がお勧め。
本の名前が傭兵と書いてるだが、作者は元々スイスの農民、プロイセン徴兵官に掴まれた故にプロイセン軍に入隊、七年戦争の折で逃亡した。
2017/11/27(月) 19:32:56.86ID:xMEo2jXaH
>>146
ドイツが西部戦線で攻勢に出たのは初年度と最終年度ってヴェルダンはなんだと思ってるんだ
154名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
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2017/11/27(月) 19:51:24.13ID:yl1+bqSUa
>>150
いっぽうのフランスの国民軍は徴兵で集めた兵であり徴兵回避の為に金を積んだ奴からも軍資金徴収出来るという、封建的な軍隊からみれば化け物だった事になる。
そうで無いとモスクワまで遠征できないわけだし。
2017/11/27(月) 21:05:18.97ID:7ohYa9Cf0
>>146
列強の植民地陣取りゲームは、自由貿易と植民地独立がないと解消されんわ
2017/11/27(月) 21:20:05.96ID:JaBLoh8X0
>>151
>>152
プロイセンのカントン制で強制徴募が多発したのは初期の話で
フリードリヒ大王の治世の下で大まかに3回にわけて制度の見直しがなされて最後には選抜徴兵システムとしてまあ完成したものにはなってる
日本語書籍だと「歴史と軍隊ー軍事史の新しい地平」にドイツでのカントン制度の最新の研究が紹介されてる
157Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/28(火) 00:27:31.09ID:qLdClWnF0
ボクシングに例えば、クラウさんは(色々な困難を述しつつも)攻撃ラッシュによる4回以内のKO勝ちを理想にしている。
クリンチで回復時間稼ぎ、ボディブローで相手の体力を奪うなどの搦め手を駆使するの10回KO勝や12回判定勝ちを(理解を示しつつも)批判する。それにジャブなど相手を牽制と偵察用の技はあまり重視しない。
そのために個人から見ればオリジナルのクラウさんHow to戦術理論は無効とはいえないが、現代戦に古い、それだけでは不足だ。
ボクシングの話だけでも「打たせないで打つ」こそ現代的理想だ。「打たれたら打ち返す」休まぬ連打のピストン戦法スタイルは古い、しかも殴り合いが多くとダメージが蓄積する、長続きはできない。

しかも現実の戦争はボクシングでKOしたい相手にプロレスを仕掛ける人が多い。二対一のタッグ技や凶器攻撃、場外乱闘、裏切り、八百長など何でもありだ。
2017/11/28(火) 17:37:24.40ID:U0Dtpbbl0
エラン・ヴィタールって軍事教典じゃなくて、政治哲学だったんだな

エランは核や第二次大戦の前に「過去の兵站、国家経済の維持、兵数、指揮、将校の機能性で決められた戦争の有利、不利、戦争学は
これから政治の首班が存立して、核なり空母機動群なり、OMGなりの核となる主力戦力による攻勢余力の有無で決まり、これを喪失すると負ける」

あれがわかりにくいのは、あくまで一般論としての軍事における力学理解→WW2以降の力学の解釈への切り替わりであるのだが
著者が核だとか空母機動群、戦略爆撃機とかのWW2以降の兵器や戦場を知る前の戦間期に
WW1以降の未来の戦場と戦争力学説として書いてて、いわば不完全的な内容だから、何がかいてあるのか理解しにくいのか
軍事教本じゃない、WW2前で内容が不完全的だから理解しにくいと

こういう解釈でいいのかな?
2017/11/28(火) 19:12:21.04ID:thW0AWe8a
>>153
>ヴェルダン
消耗戦略のエサ。
2017/11/28(火) 19:23:40.84ID:fv2e16ILa
>>159
ヴェルダン戦の目的が消耗戦だって話はファルケンハインが戦後に書いたクリスマス覚書に書いてある事だな
戦中の文章にはそういう話は全く無かった
それを未だに真に受けてるのか
少なくとも独仏の最近の書籍では否定されてるが
2017/11/28(火) 19:26:35.94ID:thW0AWe8a
>>158
>エランヴィタール
アンリ・ベルクソンの「生命の進化を押し進める根源的な力」(哲学)

自分に言わせれば傍迷惑な反実証主義。
軍事的な応用編については、日本への影響も含めてゾッとさせられる。
2017/11/28(火) 19:54:26.46ID:thW0AWe8a
>>160
ドイツ側の戦闘序列上、第1線が六個師団。広範囲な突破を狙ったものではあり得ない。
これに対して火砲は1000門以上。
結果はドイツ側の死傷者336,000人、フランス側362,000人。
痛み分けだが、フランス軍はその後のニヴェル攻勢で将兵の反乱まで起きてる。
2017/11/28(火) 20:02:25.44ID:thW0AWe8a
軍事に限らず人文・社会学に一般原則を持ち込むのは事故の元。
その最たるものが共産主義。

歴史からけったいな原理・原則を取り出して、現実に対して説教してる奴。
全員紛い物です。<東京大学
2017/11/28(火) 20:12:37.99ID:fv2e16ILa
>>162
説得力皆無だな
2017/11/28(火) 20:21:50.64ID:CKY9ZeRtM
>>162
実際の戦闘で広範囲な突破は目指してないけど一点突破を狙ってただけで要塞への攻撃自体はどんどんやってたし実際幾つも陥落させてるだろ
戦闘序列だけで消耗戦を狙ってた証拠にはならない
結果の死傷者が若干フランス側が多いというのはそれ以下
西部戦線のほとんど全ての主要な会戦で連合軍の方がドイツ軍より死傷者は多い
ヴェルダン戦だけの特徴ではない
2017/11/28(火) 21:55:34.41ID:EYIe327e0
>>142
>ナポレオンの戦争を理想にしている

というより、ナポレオンはもうカンベンしてくれ、じゃないかな?
情報は得られないことが多いのであまり当てに出来ないし領土外では摩擦が多い。
だから領土内で攻撃する攻勢防御だ。と言っていると思うが。
167名無し三等兵 (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/28(火) 23:47:00.80ID:qLdClWnF0
>>166
『戦争論』の改修した先頭と最後の部分はともかく、途中で明らかにナポレオンを褒めるぞ。
クラウさんは同時代のヘーゲル弁証法の影響を受けた(と考察される)ため、『戦争論』は色々な対立な要素と困難を解説して批判し合う、
しかし最終的にやはり「積極的攻撃によって敵の戦力を殲滅して戦闘意思を粉砕するのが最善策」に帰結することが多い。
168Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/28(火) 23:55:06.78ID:qLdClWnF0
特にナポレオンとフリードリヒ大王が(クラウさんが喋った)理屈に合わない動きをした、あるいは理屈に合った動きをしたけど失敗した戦例
に「それでも正しい」や「これ以上の動きは誰も出来ない」などの言葉で弁護することが多いぞ、クラウさんは。
169Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/29(水) 08:28:14.43ID:rZuqMUzy0
補足すると、クラウさんを批判することは目的ではない。
私が言いたいのは、
オーストリアのフォン・ダウンとイギリスのウェリントン公のような、優勢兵力を持って、
相手の反撃手段を全て封じた上に同盟軍と連携して敵を囲んで棒で叩くの塩漬け戦法はもっと評価されるべきだった

ドラマチックは一切なく戦史としてあまり面白くない、味方として地味だけど、敵に回すとこちらの兵力が劣れば攻略法はほぼ存在しないだから恐ろしい。
一見強くない勝てそうなのに最終的に大抵勝てない、勝ても泥試合になりがち故に戦果は期待できない。
2017/11/29(水) 10:17:29.47ID:45wq1ClOH
いやそんな事はわかりきっててそれをやらせない為にナポレオンが色々やった結果がアウステルリッツなんだし
評価されてないわけではないだろ
2017/11/29(水) 10:52:35.06ID:jBBhxWh60
クラウゼヴィッツにすりゃ、WW2の日本軍参謀(非神懸り)にとってのアメリカの生産力同様、
使えればそれ以上はないとはいえ、自国の力量では手が届く範囲にない資源な訳で、圧倒的包囲塩漬け戦法。
172Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/29(水) 12:09:05.41ID:rZuqMUzy0
これはね、
情報を収集して、技術を開発して、装備を更新して、補給を用意して、戦力を充実して、同盟を呼んで、敵の兵站ルートを絞って、
敵が反撃出るでも返り討ちできる鉄壁の守りを作って、敵をジリ貧に追い込んで、包囲網を圧縮して、
などで勝利した塩漬け戦法は何が悪い?
の話を私がしたい。

つまらないだけど、能力が普通の一般指揮官にこのような地味な正攻法を教えすべきだったと私が考える、これこそ初心者向けの軍事教育だ。
勿論これだけでは予想されやすい、能力ある上級者はSOPから守破離することは重要だ。戦争に攻撃向けの型破りタイプ指揮官も必要だ。
しかし戦争でまず「負けない」の有利態勢を作り出してそこに立つことは一番肝心な戦略だ。
さらにデフェンス技術優れるの軍隊こそ自軍の人の損害を抑える、国家に長期的有利だ。
それに規律厳守、紳士的軍風を持つ地味な軍隊は民間人の好感度を稼ぎやすい、トラブルも少ない。
欠点はこのような軍隊は必ず泥試合が多い、短期的大勝利は望まない。

このような軍を作り出すために、知識を収集開発教育して、長期的に組織の指揮と管理に優れる地味な人材を育つことは重要だ。
型破りの攻撃屋は少数だけでいい。

台湾で伝わる「西洋四大名将」、アレクサンドロス大王、ナポレオン、ハンニバル、カエサルの中に、
ユリウス・カエサルだけは会戦に強いタイプじゃなく戦略的優位を作り出し塩漬けで勝つに関しては天才的、まさにローマだ。
2017/11/29(水) 12:35:00.67ID:56UeC2gYM
>>172
それを完全に将校達の思考の基本にすると同盟国を増やせとか徴兵人数を増やせとかガンガン政治的なレベルに介入する軍人が大量生産される
作戦で実体的な不利を補えるという思考にする事は軍人を軍人のまま抑えつけながら軍人としての能力を強める最良の方法だ
2017/11/29(水) 12:44:03.16ID:dwmxgOQ40
ジョミニの改善見る前に死んじゃったもんな<クラウゼヴィッツ
批判受けて修正したのが今に残る戦争概論その他なんだし、対立するような内容にはなってないと思うんだけど
違う観点から戦争を理論化してる以上、どっちかが間違ってるとか上位とか無いんじゃないの
19世紀前半の「クラウゼヴィッツとジョミニ、どっちの理論が正しいか」で揉めてた時代なら違うけどさ
175Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 0780-g5Yu)
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2017/11/29(水) 13:15:27.36ID:rZuqMUzy0
>>173
ドイツと日本はその「軍人を軍人のままに」やって、ドイツは「政治知らないよ〜」利用されて大惨事になった、さらに対叛乱作戦民事作戦のKnow Howはなく、西欧最悪レベルだ。民間人の恨みを買うことは実に得意。
(ちなみに欧州の「天国と地獄」ジョークの一つ、天国の警察はイギリス人、地獄の警察はドイツ人――当然、地獄の料理人はイギリス人)

日本は「軍人を軍人のままに」、「政治は軍事を指導するな」を主張して暴走した結果やはり大惨事になった、さなりドイツ軍先生と同じく民事作戦は(略
日本の台湾統治がそこそこ成功した要因の一つは、後藤新平が陸軍の影響を排除して、警察を主体に台湾を安定化した、とは言え台湾での日本警察権限は本土より高く、実態は国家憲兵や辺境警備隊ような内政もする準軍事組織に近い。

一旦退役する必要あるが、英米で軍人出身の政治家は多い、戦争期間で軍職に復帰した政治家も少なくない。


>>174
私見だが、
軍事戦略初心者はクラウゼヴィッツの『戦争論』よりジョミニの 『戦争概論』を読むべきだと私が思う。
色々古過ぎる部分あるが、元々は試験必勝法ような本だ、初心者でも分かり易く、例えば軍事の中学教本と言える。

『戦争論』はそもそも文章は複雑すぎる上に難解、軍事の大学院生向け、上級者向け。
その有名な第一章は実に名文、しかし社会学古典理論ような物、詳しい解説なしに一見で分かる人は多分天才だ。
それにトータルで極めて誤解されやすい本でもあるため、危険だ。
176名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
垢版 |
2017/11/29(水) 15:03:42.87ID:HId2AokWa
クラウセビッツの時代の超大国とはフランス共和国、オーストリア帝国、ロシア帝国、大英帝国、プロイセンのことなので、
重商主義による列強諸国の膨張や民族や宗派を超えた米ソ超大国のようなチート国家の出現は予想してないとおもう。
2017/11/29(水) 15:08:48.95ID:45wq1ClOH
>>175
軍人に軍人の思考をさせるのはまるでドイツと日本だけの特色のように書いてるがそんな事はない
どこの国でも今でも当然のようにやってる
一般的な事例から失敗例だけ挙げてそれが原因のように言う典型的な"犯人はパンを食べていた"詭弁だ
2017/11/29(水) 16:20:30.57ID:paDTpQNk0
>177
Taiwann氏が言ってるのは、軍人が軍籍のまま政治に関与して、
その軍人思考を政治に押しつけようとしたこと言ってるんじゃないか

(ちなみにそのパターンには旧独日に旧ソ連も足せるぞ、大惨事トリオだw)
2017/11/29(水) 16:26:52.84ID:45wq1ClOH
>>178
それでその話が>173の話をどのように否定できるんだよ
2017/11/29(水) 16:54:21.84ID:paDTpQNk0
>179
戦略軍人(仮)が大量生産されるのは旧日独になってマズイから、作戦軍人(仮)も必要だ

って言ってるだけでしょ?そして全体では

クラウゼヴィッツがあまり評価していない戦略軍人はもっと評価されるべきではある
だが、それだけではマズイ
なので、作戦軍人も必要だ、
そして、それを育成するのにクラウゼヴィッツは適してる

ってのが主旨だと思いますが?
別に否定とか、当たり前の話とか、そういうのではないと思われ
2017/11/29(水) 16:59:22.92ID:TbppPN65d
>>180
本当にそれだけの主張ならいいが
>172を読むとどう見ても根本から政治的な軍人を作り出せと言ってるようにしか読めないけど
凄い軍事国家的な思想に見える
182名無し三等兵 (アウアウウー Sacb-oouI)
垢版 |
2017/11/29(水) 17:03:04.51ID:HId2AokWa
>>178
それやると全国力を軍事力に注ぎ込もうとするから
戦争中の日本や北朝鮮みたいに民間船舶や人材を根こそぎ投入して国民は芋を育てて飢えをしのぐような国になるわな
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