>>896
ものすごく雑にいうと
19世紀のフランス軍はギリシャ・ローマ時代からナポレオン戦争までの戦闘を分析して
兵士達は戦闘という強烈なストレスに曝されることから
将校や下士官に監視されて物理的にも逃げようのない密集隊形を組んでる時以外はまともに戦わないってことをわかってたのね
("戦場における人殺しの心理学"なんて本がでる100年以上前のお話)
でも兵器の進歩によって戦場での火力は急激に増加しつつありいつまでも密集隊形を組ませる訳にもいかず
それに変わる何かで兵士を戦闘に参加させる必要があるということで考え出されたのが精神力
ここまでは全うに研究してたし、当時の研究者も「猛烈な火力の前には精神力なんて気休めだよ」なんて言ってるけど
色々あってどんどんマジ基地化していって第一次大戦ではとんでもないことになった