早読み 深読み 朝鮮半島
2018年「北の核」は軍事攻撃か体制崩壊で決着
かすかに残る「核をカネで買う」妥協案
鈴置 高史
2017年12月26日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/122400147/

 北朝鮮の核問題の行方はほぼ2つに絞られた。米国が軍事攻撃して核を除去するか、金正恩(キム・ジョンウン)
体制が崩壊するか――である。いずれにせよ2018年中に決着する可能性が高い。

中ソと異なり共存できない
暗殺、クーデターで体制崩壊
発射台だけ先制攻撃
「首のすげ替え」呼び掛ける米
「おまけ」は米韓同盟破棄?
「3月までに決着」と威嚇


●北朝鮮の核問題、2018年のシナリオ
@米国の軍事行動により核を除去→全面戦なら金正恩政権崩壊の可能性
A暗殺・クーデターで金正恩政権崩壊→後継政権は核を放棄
B米国が核をカネで買う取引→在韓米軍撤収、米韓同盟破棄の可能性
Cこう着状態が続く