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そこから戦艦の主砲有効射程の変遷について

1903年 アメリカ海軍の戦艦の有効射程は3000ヤード

1905年 日露戦争では3000-9000ヤードもの距離で戦艦の砲戦が実施された

1906年 英戦艦ドレッドノートは6000ヤードでの戦闘を想定して設計建造された

1907年 米戦艦は8,000〜10,000ヤードでの戦闘を想定して設計される

1910年 米軍上層部は12,000ヤードが有効射程の上限と判断

1911年 戦艦デラウェアは16,000ヤードで標的艦への砲撃を実施

1914年 英国海軍は、13.5インチ砲で15,000ヤード、12インチ砲で13,000ヤード、の長距離射撃が可能と判断

1915年 ドッガー・バンク海戦発生、約2万ヤードで砲戦開始

1918年 サウスダコタ(BB-49、未完成)は18,000ヤード以上での戦闘を想定し設計

1941年 ノースカロライナ(BB-55)は24,000ヤードで発砲を開始する計画で設計される