佐貫赤男氏の著作によればダイムラーのクランクは日本は熟練工のオジサン
がガタガタの旋盤で削りだし、研磨していた

本場ドイツの視察だと、巨大な鍛造プレスがドカンと降りてクランクを打ち出す
そのあとはクランクを自動研磨機にセットし女子工員がボタンを押すだけで完成する
ただ、佐貫氏は製造間隔からこの工場の限界生産数を計算してしまって
ラジオでしったアメリカの航空エンジン生産数からドイツの敗北を予見してしまった

ちなみにゲッペルスは「余はアメリカの工場はカミソリを沢山つくるのはしっておるが
飛行機やエンジンはそうはいかないと確信した」と吠え立て、
ヒトラーはこのゴマすりにご満足であった