>>813
違うよ、原子力は必要だと思うし、核融合も時間はかかるが目的としている利益は明確でこの技術が得られれば利益は計り知れないから継続すべきだと考えている

単に「知的好奇心」とか「真理の探究」というバズワードを金科玉条の如く掲げて国民の税金を何千億、何兆と使うのはナンセンスだと言っているのだよ

ここは軍板だから、軍板で良く出てくる議論に喩えてやろう
金と人員が無尽蔵にあれば巨大空母は国防にとって役に立つから持っていたほうが良いのは明らかだ
だが現実の日本の国防予算は限度があるから巨大空母を持つよりも他にもっと重要な装備の強化に使うべきだという議論を良く見掛ける
私もその通りだと思う、日本の国防に巨大空母でなければ達成できない事柄が不可欠になるならあらゆる犠牲を払ってでも巨大空母を持たねばならないがそうでなければ他の装備(陸上戦闘機の更新など)を優先すべきだろう

巨大加速器に関しても全く同じだよ
日本に科学研究予算が無尽蔵にあるならば巨大加速器もないよりはあるほうが良い
だが現実には科学研究予算には限りがある、しかも巨大加速器1台で兆円単位の建設費と年間おそらく数百億円の維持費が必要となる
これだけの科学研究費があれば、材料科学や生命科学などの分野で1000人単位の研究者を終身雇用で身分を安定した形で増やしてやり、更に平均1千万円/年の研究費を
支給することが可能になる

応用でも学術でも非常に重要な分野に1000人単位の新たな研究者を終身雇用でずっと研究費を支給できるのと、巨大加速器1台の建設、どちらが日本の将来の
科学技術の研究開発力の維持向上により大きく役立つか、ということだ

自衛隊が巨大空母を保有するのは現実にはナンセンスであるように、巨大加速器も同様にナンセンスなのだよ
どちらの場合もそんな巨費があれば他の用途(軍備なら戦闘機の更新や増備など、科学は重要分野の研究者層の強化)に正しく使えば日本の将来にとってもっと有効に活きるのだ