>>816
アメリカ軍のカバーを当てにできず空自の傘の外で制海権と航空優勢を確保するのが日本の国防で不可欠(それができなければ例えばチャイナの完全な属国になる)となれば、
その手段は巨大空母を基幹とする空母戦闘群しか存在しないよ、もちろん同時にエスコートのために攻撃型原潜も必要だが(空母自体の動力は通常動力でも可)
巨大空母とそれを基幹とする空母戦闘群の最大の長所はその高い自己完結性だ、早期警戒能力や広範囲の制海権・航空優勢の維持能力が高いレベルで自己完結している

というわけで巨大空母は別に時代錯誤ではない、ただ現時点では幸いなことにアメリカ軍のカバーを当てにできる(少なくとも敵国はその際にアメリカ軍が自衛隊を
全くカバーしないという確信を得られないから容易に手を出せない)ので、日本自身が巨大空母を保有せねばならない絶対的な必要性はない状況というだけの話

日本が陸上基地から発進する空自の戦闘機による防空の傘の外側でアメリカ軍に頼らず制海権や航空優勢を確保することが国防上で不可欠となれば、それには巨大空母群の展開しか方法はない
ただしその場合には巨額の建設費と維持費のために、他の様々な事柄(他の装備のための予算だけでなく恐らくは国民福祉面の予算も)を犠牲にせねばならなくなる