>>429
俺とは違って頭は良いんだろうが、そうじゃないんだ。
その論文に載ってるPBVはBMDの迎撃網を突破する為に造られた物か? 俺は違うと思う。
だからPBVの推力が1.4kNだろうが0.14kNだろうが関係ない。

その論文に載ってるのは相手が迎撃手段を持ってない事を前提にしたもので、迎撃される事を
考慮せず、一方的に好きなタイミングで、自由にRVを投下出来るタイプの物。
これだとRVを前後左右にバラ撒く際の反力に抵抗できればいい。

ソースは忘れちまったから無駄話として流してくれていいが、縦方向への機動弾頭はアバン
ガルドが出る前にぷーさんが言ってた話。純粋な技術力ではアメリカに届かないロシアが
物量ゴリ押しのマッスルゲームで盤面を引っくり返すのは良くある話。

必要なら何kNのスラスターだって積むだろうよ。それで弾頭重量が増えるなら更にデカい
ロケットを持って来るのがロシア流。

>激しく回避機動をとる航空機への対処も想定している大気圏内用の迎撃ミサイルがその程度で
>目標を追尾できなくなるわけもないだろう
航空機は極超音速で逃げ回るわけじゃないからね。前提が間違ってる。

撃墜確率は相互の速度差が何より重要。マッハ1の標的をマッハ3で追いかけるならキルコーンは
相当にデカくなるが、速度差が減れば減るほど撃墜確率は落ちていく。

>>430
>それは言い換えれば「迎撃可能範囲をほんの少し小さくする」程度の効果しかないってこと
これもその通り。ただ直撃弾頭を回避するには大きく避ける必要は無い。(LEの話はまた別の時に)

で、攻撃側に再突入時に「加速をする/しない」という選択肢があるだけで、迎撃側への負荷は
大幅に増える。極端を言えば、何もせずただ真っすぐ落ちるだけの場合でも撃墜確率は下がるんだ。