>>119
次世代機に求められるのは
1.機動力の高さ
2.滞空時間の長さ
3.センサ機能の強化

機体規模がでかいのは良い(もう少しでかくても良い)
しかしでかい羽を主翼以外に2組もつけるのは無駄&害で、つけるとしても1組で良い
なぜならAAMの更なる長射程化とAEWやタンカー等への直接打撃が可能となりはじめている中で、戦闘機はより高い高度に最適化される必要があるが、
そういった環境に適応するためには羽や舵の面積を大きくするというのは歩留まりが悪く非効率で、ドラッグが増加するなどディスアドバンテージが大きい
故に羽や舵の大きさが性能を誇示するという時代は終わり、今後は空力舵面よりも推進力等を利用した運動性確保に偏重していくトレンドにある
また中近距離では指向性エネルギー兵器の実用化により、F-3が現役の間に間違いなくCIWSの搭載がマストという時代になっていく
機関砲の代替にもなるこの種の兵装の搭載を前提とすべきであり、当座必要とあれば外装式とするのが合理的で、内蔵式機関砲など必要無い

具体的な姿としては後退角の大きな全翼機またはそれに類する楔型の大柄な機体に、空力舵面は最小限、TVCやスラスターを利用した飛行制御を前提とし、機関砲は非搭載
機体上下側面には大型の統合電子戦用アレイを搭載、あるいは指向性エネルギーCIWSを搭載し、敵機や敵AAMに対し全周交戦性を獲得または担保しうる充分な空間を用意する
近似な姿としては米空軍PCAに近いものとなる
現在から近い将来の獲得技術を展望するにあたって、これが妥当な姿
より広範な活動領域・運用形態を志向し機種の統合を図る海軍F/A-XXはもっと保守的な発想だと言われるが、それはそれで理に適った選択だと言える
ただ我が国においてF-3がF/A-XXのようなものを志向する合理性はどこにもない、ということにすぎない