で、仮に光学監視をどうしても継続しないといけない事情があったとしても
よほど濃い霧でないかぎり赤外線でかなり遠方まで監視できるし
携SAMの射程まで入らないと見えないほど霧が深いなら
不審船からもP-1がどこにいるのか分からない
特に携SAMの照準器は赤外線で探知する必要上
濃霧下では可視光より透過距離が低下してしまうのな
つまりP-1のカメラで不審船の甲板がばっちり写っていても
不審船の携SAMの照準器でP-1をロックできないという状況になる
(赤外線の特性として中程度の霧までは可視光より透過率が高い=遠くまで見れるけど
それ以上では逆に可視光より透過率が下がるというものがある)