>>387
「ある実用機が制式化されてすぐ、あるいはその翌年あたりに後継機の試作内示」ってのがそれまでの傾向だから、特に遅くはないんだよね。
雷電に至っては零戦の制式化前に開発スタートだし、単に日本の航空機メーカーにゃ戦争しながら後継機を作る余裕が無かっただけの話。

>>386の説明は実態より日本軍悪玉論イメージ優先の無茶苦茶なもんで、別に軍部だけに問題があったわけじゃない。
川崎の土井技師みたいに九九双軽の使いまわしでいろんな試作機を短期間に作れたような柔軟性が三菱には欠けてたし、
陸攻や重爆を設計して優秀な弟子もいた本庄技師はともかく、戦闘機はマジメなんだが要領良くない堀越技師へ全てを押しつけすぎた。
これは三菱の体質の問題で、軍部が全て悪いわけじゃない。

強いて言えば、「日本が貧乏だから」「産業基盤が乏しくて工業化も人材育成もできてないのに、無理に長期戦したから後継機が間に合わない」ってのが問題。
あと、官民ともども「管理職の育成を真面目にやらないから、一部特権階級以外はただの労働者として扱っちゃう」ってのも、今昔問わず日本特有の問題。