>>49
> 現状STOVL戦闘機の最適解の形状がF-35というのが事実としてある
> 双発とかバランス的にそんな簡単にできない

というよりも双発のSTOVL戦闘機は技術的に極めて困難で実現性に乏しい
現実的には双発STOVLジェット戦闘機の実用性はゼロと切り捨てて構わない

双発STOVL戦闘機は作って飛ばすだけならできるがVL状態で異物吸入などによる片発停止が起こると文字通り、即、死に直結する
VLつまり垂直着陸(着艦)モードに入るほどの低高度で突然に制御不能かつ激しいロール運動を始めた機体から貴重なパイロットが生還できる可能性はゼロに等しい

F-35BのエンジンF135-600をF-22のように左右に2基並べて搭載してリフトファン2基は機体の中心線上に前後に並べて設置して
VLモードは左右の2基のエンジンノズルを垂直下方に向けて得る排気推力と中央線上のリフトファン2基の出力で行うという
F-53サンダーボルトUという大型の双発STOVL戦闘機を頭の中で想像してみよう

この戦闘機が垂直着陸(VL)モードの状態でいきなり片発が死んだり一時的な出力低下を来たしたら突発的にロール運動が始まり機体は一瞬にして裏返しになる
そうです、とても低高度で鳥を吸い込んだらF-53の場合はいきなり機体が裏返ってしまうんですよ、パイロットの意志とは関係なく

オスプレイやタンデムヘリのような大きなプロペラを用いた双発(これならばオスプレイのように2つのプロペラをシャフトでリンクさせて上昇力を同期・バランスさせるのが可能)でなく
戦闘機のようにジェットエンジンの排気推力を用いるタイプのSTOVL機やVTOL機で「双発を作れ」と主張する人間は、
飛行機の運動について何も理解しておらず全く無知な上に自分の頭で何も考えらえない人間

なお、F-35Bが最適解とは限らないという点については>>50に同意