>>693
> アメの攻撃的戦闘機は日本の防衛的戦闘機には合わねえんだよ!MIG−31でも購入して改造したほうがよっぽど合いそう

ロシアは旧ソ連時代から空軍と防空軍とは完全に独立した組織(つまり空軍と海軍あるいは陸軍との関係と同じ)として別建てだからな
だから防空戦闘機の開発は戦闘爆撃機や爆撃機の開発とある意味では対等の発言力を持っており、ずっと防空戦闘機を開発・配備し続けることが可能になっている
ロシアは帝政ロシア・共産ソ連の時代からずっと外国の軍隊に国土を侵略され必死に戦ってきた苦い経験を繰り返しているから国土の防衛には他国以上に神経質だ
だから国土を守る防空軍を空軍の一部でなく対等で独立した軍として設置し続けている

そこが防空任務は空爆任務と共に空軍の一部として組み込まれ空軍の主流が昔からずっと戦略航空団や戦術航空団の流れを汲む連中に牛耳られてきて
防空軍団系の要求がほとんど無視されてきたアメリカ空軍とは全く違う、アメリカは外国による国土の侵略を受けたことがないし現時点から見通せる近い将来も
ありそうにないからね(移民や不法流入によって国全体とは言わないまでも一つか二つの州ぐらいなら乗っ取られる危険性は無視できなくなったが)
アメリカの関心は自国製品を売り捌いて金を稼ぐ市場を海外に切り開く、つまり経済的に植民地化する新たな土地を確保するという極めて攻撃的なものだから
アメリカ軍も攻勢が主な関心で兵器・装備も用意されてきた

現在の日本は憲法9条のせいだけでなくサンフランシスコ講和条約で削りに削られて残った最小限の国土をこれ以上は削られないように守ることが最大の関心事で
しかも陸地面積は小さくても国土は細長く島嶼がずっと延びている形だから国境線はとても長い
国土防衛が関心の中心で長大な国境線を有するとなれば、日本の国防に必要とする装備がロシアに似て来るのはある意味では必然だね