Maneuver warfareの来歴を調べてみたら元々は『野戦』を指す言葉だったみたいです。
クラウゼヴィッツやジョミニの時代では、《野戦(Maneuver warfare)に代表される『決戦』》か《要塞戦(Position warfare)に代表される『持久戦』》かといった対比関係にあったのものが、
時代を経るに従いどこかでボタンの掛け違いが起きて、現在は『機動による決戦』か『火力による決戦』かに変質してしまった模様。
ちなみに野戦陣地防御は元よりManeuver warfareに分類されるもので、『機動』と『火力』はManeuver warfareの両輪であって本来分離不可能なものだったりします。