>548
maneuverは遡ると、古フランス語や中世ラテン語にまでいくそうな。

https://ja.wiktionary.org/wiki/maneuver

なお、WW1期の日本(大正時代)では【運動戦】と【陣地戦】という言葉で対比し表現ていました。


>543
>『機動』と『火力』はManeuver warfareの両輪であって本来分離不可能なものだったりします。

その認識だと、空中機動や海上機動などは火力が分離しても成立しますが、火力不可分という認識だと機動ではなくなってしまいます。
ですが、実際はそのような行動は機動の最たるもの。さらに浸透や広範な迂回機動も定義からはずれかねません。
(これと同じ間違いをどっかの本がやってましたが、その著者は3冊目にして大きく認識を変えてきてました)

現代の理解では「機動」と「火力」が不可分なのは戦術次元における限定された範囲にのみ当てはまると認識すべきだと思います。
火力が必須なのは、両軍がその火力影響圏に存在している状態で運動する為に必要なものであり、火力影響圏外では、火力は機動に影響を与えられないのです。