>>916
>旧海軍の高速艇
戦前で開発していなかったから、適切なエンジンはない。
高速艇と護衛艦艇、海防艦艇などの小型艦艇の整備不足は大戦中盤で致命的な問題に発展した。
世界の艦船の2017年12月増刊『日本海軍護衛艦艇史』と2018年12月増刊『日本海軍特務艦船史』はそのあたりの事情を記録した。

>917
台風銀座のお隣さんとして、高速艇の海象制限を承知している。
しかしドイツのS艇が活躍したノルウェー沿岸部の海象もよくない、要は使える時期で使える目的に使えば機能できる。
海保では500トンクラス巡視船〜1,000トン型PL巡視船は少なくないだろ?

確かにミサイル艇は空中支援と偵察を受けるこそ真価を発揮する武器だ。
しかし逆説的に、海自は遠洋の単艦と艦隊運用を考えて、陸上基地の支援を受ける日本海沿岸や南西諸島での戦いを考えていないと見える。
広大領海での監視能力は確かに見事ではあるが、南西諸島でのソロモン諸島の戦いのような離島戦を対応できるかとかに疑問を感じる。
現代ミサイル艇は要するに動ける沿岸対艦ミサイルランチャー、陸上と空中支援を受けば仕事できる。