>>937
アイアンサイトはずれるがスコープなら調整きくと思う。
上からマガジン装填はバネへたりでジャムりにくいので昔の未熟なバネ加工技術の時代には信頼されていた。
モーメントの関係で反動が減るという利点もある。

しかし欠点は、銃自体のバランスが極度に悪化する。
トップヘビーになるので銃が傾いてしまいやすい。ブレンは下が重いことでカバーしている。
軽量なSMGではくるくる回りやすいため、上からマガジン装填が採用されることはほぼなかった。

さらにマガジン交換に手間がかかる。いちいち逆向きにして入れなければならない。
逆向きのままパウチに入れると砂や泥が入りやすくなるため携帯時にはマガジンリップを上向きにせざるを得ない。つまり二度手間。
上向き装填のP90は手間がかかるので50連マガジンで誤魔化した。

しかしジャムりにくいのは魅力があり大口径機関砲では便利だ。40mm機関砲などで今でも使われている。
土台さえ重ければバランスの問題は起こらないので、デカければデカいほど上から装填は好都合ということになる。