上で取り上げられてる欧米で計画中の可変サイクルって、エンジン内エアフローに
別系統設けてその使用/不使用や使用率で動作モード変える、ってゆー正攻法だが
これって「その仕掛けの重量やコスト、整備負荷に見合う効果があるのか」ってゆー
可変後退翼がくらったのと根っこが同じチャレンジに晒されるのよな
計画で夢見てる段階では薔薇色なんだけど、ある程度進んで具体的な数字が出てから
検討してみたら正気にかえって諦めたり、実物が完成してしまってから頭抱えたり
みたいなトラップ満載のルートなんで現時点での話をあんまし真に受けるのは……

本邦IHIが狙ってるのはタービン出口の断面積やファン可変静翼の角度制御とかを
いじってタービンで取り出す仕事やファンのする仕事を多少可変させるって方向の
「元エンジンをちょっといじって特性に幅を持たす」「仕掛け最小/効果それなり」
なドリーム少な目の方向性なんで、案外最初にモノになるのはこっちかもしれんで

個人的にはドリームてんこ盛りの方も成功してほしくはあるんだけどね。可変後退翼
だって大好きで新しい技術でのリバイバルを願ってたりもするくらいだしw