防衛省、平成31年度概算要求に、次期装輪装甲車用研究車輌の取得費を計上
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防衛省は8月31日に発表した平成31年度防衛関連費の概算要求に、陸上自衛隊の次期装輪装甲車の研究開発費として20億円を計上した。

次期装輪装甲車は7月に開発中止が決定した装輪装甲車(改)に代わって、96式装輪装甲車を後継する車輌で、
平成31年度概算要求に計上された20億円のうち、陸上自衛隊が自隊研究用として10億円、防衛装備庁が10億円を費やし、
それぞれ研究用車輌を購入する計画となっている。

防衛装備庁は三菱重工業が自社資金で開発を進めている「MAV」(Mitsubishi Armored Vehicle)、
陸上自衛隊は外国製車輌をそれぞれ購入するものと見られており、
外国製車輌としてはスイスのモワーグが開発し、
現在はジェネラル・ダイナミクス・ヨーロピアン・ランドシステムズが製造を行っている「ピラーニャ」の名前などが取りざたされている。